>> このブログに込めた想い

当ブログと連動したメールマガジンを、毎週1回配信しています。ぜひご登録ください!

  
powered by まぐまぐトップページへ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
自家発電できる人材
★今、多くの経営者が求める人材とは★

先日、以前よりお世話になっているエグゼクティブ・サーチ(ヘッドハンター)の方に久しぶりにお目にかかりました。

その方のお話で、特に印象に残ったのは、次のような内容です。
 
「仕事柄、いろいろな会社の経営者に会いますが、どの経営者もみな、社内の自家発電できる人を、どうやって発掘するかということに、一番悩んでいます。」

つまり、「自家発電できる人」が会社にとって、とても重要なのに、その人を見極めて、活用することが難しいというのです。



彼のいうところの「自家発電できる人」とは、自分で課題を発掘して、改善していくことのできる人です。

課題や改善策はごく小さなことでも構いませんが、とにかくあるものをあるままに守ったり、言われたことをただ実行するだけでなく、少しでも付加価値を生み出せるヒトのことです。
 
私は、このような人を「価値創出型人材」とか「問題解決型人材」と呼んでいます。
「変革人材」といっても良いかもしれません。

 

これまでも、何度か触れてきましたが、今や、ビジネスを取り巻くすべての環境が速いスピードで、大きく変わる時代です。

今までの構造や常識が必ずしも正しいとは限りません。

これまで常識と考えられていたことがそうではなくなったり、これまでのやり方や施策と環境にズレが生じる・・そんなことが、毎日起きているのです。

そのため、日常的に問題点を明らかにして、スピードをもって解決していくことが必要になってきました。

しかし、経営者や上位管理職の人たちが、全ての問題を発掘して、解決策を描くことができるわけではありません。

そこで、多くの経営者は、何が問題なのかに自分で気づき、自律的に解決していける人・・・つまり、「自家発電できる人」「価値創出型人材」を求めるようになってきました。

 
また、経営者が求めるまでもなく、今の時代に、私たちが仕事の上で目的を達成していくためには、やはり「自家発電」し「価値を生み出す」ことが欠かせなくなりました。


つまり、このような人材こそが、「時代が求める人材」「新しい時代に通用する人材」なのです。


★「自家発電できる人」が埋没している理由★

このように、どのような人材が必要なのかについて、多くの経営者の共通認識となりつつあるのですが、問題は、どこにこのような人がいるかが見えにくいことです。

今や、「自家発電できる人材」「価値創出型人材」をどのように見極め、どのようにして調達するかが、人材マネジメント上での大きな課題となってきました。

何よりも、まず、社内にいるこのような人材を発掘して活用していきたいのですが、経営者からこれが見えず、組織に埋没していることが実に多いというのが、彼らの悩みです。



日本企業では、長い間、会社の方針や従来のやり方をきちんと守り、実行することが求められてきました。

言われたこと・決められたことをきちんと実行する人、会社の描いた「正解」やこれまでの経験に基づくやり方に忠実に従う人が、高く評価されてきました。

組織の責任者は、自分の組織の問題点をわざわざ表ざたにしたりせずに済ませたいと考える傾向もありました。

このような価値観の中で育ってきた人たちが、今、管理職、評価者になっています。


彼らの多くが、どうしても自分が求められたのと同じような人を高く評価したり、重用しがちになるのも無理はありません。

何かと問題点をあげつらっては、勝手に動くような「扱いにくい部下」よりも、自分に従順に従う部下の方がやりやすいと思うかもしれません。


その結果、今、経営者がもとめるような「自家発電ができる人材」が評価されずに、組織に埋没していることが多いというのが、現状ではないでしょうか。


 

★「自家発電できる人材」になるための5つの心得★
 
さて、管理職層の人たちに、これまでの価値観にとらわれてしまう人が多いのはわかりましたが、新しい時代のマネジャーとしては経営者と同じ視点をもって、部下を活用していくことが求められます。

なぜならば、部下が指示待ちの人ばかりだと、何もかも自分が判断して細かに指示しなくてはならず、環境変化の中で対応しきれなくなるからです。

何よりも、自分が大変です。
自律的に問題を発掘して解決してくれるような「自家発電できる人」を発掘して活用すれば、自分が楽になります。



では、どのような視点で人を見極めればよいのでしょうか?
どのような「人を見る目」を持てばよいのでしょうか?


また、私たち自身が、これからの時代に通用するビジネスパーソンとなるためには、どうしたらよいのでしょうか?

 

そこで、私が考えるところの、「自家発電できる人材」になるための5つの心得をご紹介したいと思います。

部下を評価する際にも、これらのポイントを持っている人材かどうかという視点で見抜いていけるのではないかと思います。
(以下の心得を、「・・・しているか」と置き換えて、チェック・ポイントにしてください。)




 1.問題点を自分で発掘する
   
   これまでのやり方や常識にとらわれず、本当にそれでよいのかをとことん疑ってみる。
   
   特に環境の変化(顧客の求めるものの変化、競合の変化、技術革新、
   働き手の変化など)と、これまでのやり方にズレが生じていないかについての
   感度を高める。

   また、上司の指示も、本当にそれが最善の方法なのかを自分自身で再確認し、
   違うと思ったら、上司に対して逆提案する。



 2.自分から働きかける 
   
   指示を待つのではなく、自分から能動的にアクションを起こす。

   上司が気づいて、指示を下すことは限られている。
   日日の仕事において、自分が気づいたことについては、自分から動く。
   (上司への相談、提案も含めて。)



 3.変化体質になる
   
   時代や状況に応じて、自分自身の行動・やり方を変える勇気を持つ。

   また、他人と同じ行動をとらない勇気を持つ。
   (これまでと違う行動をとるということは、他人と一時的に違う行動をとることになる。)



 4.一歩でも前進する
   
   どんな仕事においても、少しでも前よりも良い状態とする。
   (付加価値をつける)

   これまでのやり方を、少しでも改善したり、顧客に対するサービスのレベルを
   少しでも高めるなど、一歩ずつの前進が、将来の大きな価値を生み出すことを
   認識する。



 5.相手が共感するような説明を用意する
   
   何かを変えるということは、周囲に影響を及ぼすことも多い。
   関係者には、なぜ、そのようにするのかについて、説明し、納得してもらう必要がある。

   特に、変わることに対する抵抗が強い場合には、自分の考えをストーリーとして
   組み立てて、共感を得られるような説明・説得に努める。 


 
 
 

     
今週のささやき 
 
最近、「人を見る目」について、藤島さんといろいろと話をしています。

人に関する価値観が変わってきた中で、まずは、会社にとって必要な人材、ポテンシャルのある人材を見極めて、社内外から調達することが、どの会社でも最重要課題になっているように思います。

今の段階では、まずは発掘・・ということでしょう。

そして、次に来るのが、開発、つまり育成です。
これについては、また別な機会にとりあげてみたいと思います。
 
 

一方で、私たち一人ひとりが、新しい時代に通用するビジネスパーソンとなる努力をすることも、また重要ですよね。

今回は、私が考えるところの「心得」をご紹介しましたが、実行するのは、なかなか難しいかもしれません。

それでも、まずは意識すること、それが大事なのではないでしょうか。

 

                             (今週の文責:曽根岡)
スポンサーサイト
【2008/05/15 09:42】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<「前の方がよかった」症候群 | ホーム | 部門長の目標設定>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://consultant2.blog68.fc2.com/tb.php/99-7d11940e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。