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どこで何を学ぶかを意識する
★OJTとOff-JTの違い★

先週、あるクライアント先で、「OJT研修」を開催させていただきました。

OJTとして、上司は部下に対してどのような役割を示すべきか、どのような仕掛けが効果的か、など、約10社の実例を交えながらお話しをさせていただきました。

※OJTに関しては、以前、こちらの回でもお話させていただき
 ましたので、ご参照ください
 http://consultant2.blog68.fc2.com/blog-entry-79.html


その研修で一番最初にお話をしたのが、OJTとOff-JTの違い。

OJTとOff-JTというのは、ずっと以前からある概念なので、その違いはほとんどの方がご存知だったのですが、私がこの2つで一番大きく違うと考えているのは、

 ・Off-JTは「知識」や「スキル」を学ぶ

 ・OJTは「思考」や「行動」を学ぶ(クセ付けをする)

ということです。


研修に代表されるOff-JTは、座学が多くなる、実際の業務とは離れた場で行うということで、一般的な理論や技術を基礎からしっかり学ぶには最適の場。

一方でOJTは、日常的に発生するイレギュラーなトラブルや様々な人間関係とも直面しながら学びを得ていくため、その中で駆使すべき思考や行動を身につけるのに最適の場なのです。
 


よく、いろいろな企業で、「研修やセミナーをたくさん行っているのに、思うような効果が出ない(長続きしない)」という問題意識を聞くことがあります。

でも、もともと上記のように、各場面によって学べることが異なるので、まずはそれぞれの場で設定しているゴール(教育効果)が適切かどうかをもう一度見直す必要があるな、と思うケースが、多々あります。


教育の効果を実感するには、日常業務の中で「思考」や「行動」として発揮されることが必要です。

ということは、研修だけで教育をデザインするのではなく、研修と現場(OJT)をうまく組み合わせてデザインして初めて、効果を実感できるのです。
 


★同じ座学でも、学べることは異なる★

同じように、同じ研修やセミナーでも、その構成や内容によって学べることは違ってきます。

たとえば、先日実施した「ヒトのプロ」セミナーは、まさにOff-JTの典型的なものです。


その中で私が一生懸命考えて工夫したのが、その構成でした。その構成とは、

 第一部 講演・・・一般的な「理論」を学ぶ
 第二部 パネルディスカッション・・・先輩から「実例」を学ぶ
 第三部 ワーク・・・自分に置き換えて「体感」する
 第四部 交流会・・・同志を見つけて今後につなげる

というものです。


同じOff-JTという場でも、その形態によって、できることとできないこと、あるいは、効果があることと効果がないことがあります。

ですから、研修やセミナーを開催する立場としては、その講師力、ファシリテーション力というものも重要ですが、場の構成力も非常に重要なのではないか、と、個人的には考えています。


また同様に、楽しく、居心地の良い研修から学べることも多いですが、厳しく、ストレスのかかる場でも、また別のことが学べる場合があります。(何か気づきが得られるとか、悔しさがモチベーションに繋がるとか)


どなたか、著名な方のお話を聞いて感銘を受ける、といった「講演会」は別ですが、何か特定の効果を目指し、確実に教育目標を達成したいという意図がある場合には、十分に構成を考えておく必要があるのです。



★意識次第で学習量は大きく異なる★

以上のように、真の教育効果を狙って何か取り組みを行う場合には、どのような場ではどのような効果があるのか、を予めしっかり意識して、場をデザインしていくことが重要だと思います。


ただし実は、それだけでも十分な効果は得られません。

よく、研修を成功させる3大要因として、「コンテンツ」と「ファシリテーション力」、そしてもう一つ、「受講者のレベル」というものが挙げられます。


結局、どれだけ良いコンテンツを提供しても、受講者の学ぶ意識や力が弱ければ、教育施策は成功しないと言われているのです。


受講者の学ぶ意識や力というと、何か能力のような印象をうけますが、この「受講者のレベル」を決定づけるのは、

 「この場では何が学べるか」という点を適切に意識しているかどうか

だと、私は考えています。

いわゆる、受講者の「感度」というものです。


そして、この「感度」を高めるには、上記でお話ししてきたような、提供者側の意図と受講者の期待が合致していることが大切だと思います。

またあるいは、研修やセミナーで学べることは限られているが、それでも多くの種類のことを学べるということを意識し、自分がここで学べることは何かを柔軟に設定できる、ということが必要です。


 
今回のコラムでは、教育施策を提供する側の意図や思考を、少しタネあかし的にご紹介しました。

それは、今後皆さんや皆さんの部下、後輩が、何か教育施策を受ける際に、少しでも感度を高めていただけるように、また、少しでも提供者側の意図と受講者の期待を一致させていただけるように、何らかのヒントになれば・・・、と思ったからでした。


「どこで何を学ぶかを意識する」・・・ぜひ、参考にしていただき、日ごろの教育施策の数々について、もう一度これに意識して取り組んでいただければ、と思います。



今週のささやき

ちなみに、先週は3回、研修やセミナーをさせていただきましたが、どの回も、感度の高い方々に集まっていただいて、私自身、とても心地よく過ごさせていただきました。

そういう場に参加させていただくと、「何か一つでも多く学びとる姿勢」について、私自身も改めて見習う必要があるな・・・といつも思います。


上司と部下も、講師と受講者も、その他どんな関係でも、いつも教え-教えられる関係なのですね。


                            (今週の文責:藤島)



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【2008/02/01 14:14】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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