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繰り返して初めて見えてくること
★“名曲”が生まれるプロセス★

私は、あまり流行の歌などに詳しくないのですが、曲や歌詞、声が好きな特定のアーティストについては、全アルバムを買い揃え、全曲覚えてしまうくらい聞き込む傾向があります。

中でも、「これは名曲だな~」と思う曲に出会うと、何度も何度も繰り返し聞いてしまいます。


面白いもので、名曲というのは、何度も聞けば聞くほど新しい発見や感動があり、ますますその曲のファンになっていくんですね。


そんなお気に入り曲の一つを聴きながら、自分の中で“名曲”が生まれていくプロセスについて、考えたことがあります。

おそらく私の中で、次のようなプロセスが進行し、一つの曲に惚れ込んでいくのではないか・・・。

そんなふうに考えました。


 1.まずはメロディや音(声)に馴染む
   歌というのはやはり、初めて聞いたときには、歌詞よりも
   まずメロディの展開や声の質などが一番印象に残ります。

   まずはそこで、「あ、なんか、いいな・・・」と感じ、
   また聞いてみよう、と思えることが第一歩です。

 2.ピンとくるフレーズやキーワードに惹かれる
   音や声に馴染んできて初めて、歌詞が耳に入ってくるように
   なります。

   そのときに、自分の感性に合ったフレーズやキーワードが
   あると、「お、この曲、いい曲だな」と、徐々に惹かれて
   いきます。

 3.目に浮かぶ光景や背景に深みが出てくる
   その後、何度も繰り返して聞いていると、歌詞全体が
   ストーリーとして頭に入ってきます。

   しかも、聞けば聞くほど、言葉一つひとつに重みが出て
   きたり、ストーリーの背景にある状況をより深く理解でき
   たりして、その曲全体の世界観に感動したり、共感したり
   してきます。


このようなプロセスを通して、そのうち自分の中で、“名曲”のラインナップに加えられることになるのではないか・・・

そう思いました。


だから、少なくとも“名曲”になるには、3度以上、その曲を聞く必要があり、3度以上聞いて初めて、その曲の本質や世界観にまで惚れ込むことが出来るのだと思います。



★繰り返して初めて見えてくることがある★

実は、音楽を聞くという場面以外にも、私は上記のような体験をしています。

それは、企業で研修を行っているときです。


私はよく、企業で研修を行う際に、映像(DVDビデオ)を使用します。

マネジメント研修などにおいて、他の企業ではどのようなマネジメントを行っているのか、「理想の組織」とはどのような状態をいうのか、等について、イメージで理解するためです。


たとえばこちらのような、http://www.doit-fun.jp/
市販のドキュメンタリーのようなビデオを使用したりもするのですが、
何度も研修を繰り返すうち、一番勉強になっているのは、参加者の誰でもなく、自分自身だなぁ、と感じることがあります。


それはなぜかと言えば、ビデオを見るときも、上記の“名曲”のようなプロセスを経験しているからです。


研修でビデオを見る際には、どういう視点でみるか、という解説をしたり、ワークシートなどのフォーマットを配布してから見るようにしています。

ただそれでも、初めて見る映像の場合は、どうしてもそのストーリーラインにばかり気を取られ、なかなか細部までは観察しきれないものです。


その点、私自身は、同じ研修を何度も行う場合、何度も同じ場面を繰り返し見ることになります。

すると面白いことに、

「あ、こんなところで、こんな細かい工夫がなされているな」

とか、

「この一言で、周りの表情が随分変わったな」

など、毎回毎回、新しい発見があるのです。

しかもその発見は、回を追うごとに細部にまで入り込むとともに、回を追うごとに、本質的な、とても有意義な発見になっていくことが多いのです。


そのビデオの作り自体がよく出来ているということもあるのですが、やはり“名曲”と同じく、お手本となるべき会社の事例というのは、一つひとつの言動や背景に、奥深いストーリーが隠されているのだと思います。



★学びのコツは繰り返すこと★

どんな仕事をしていても、「ケーススタディ」を行うことは、よくあることだと思います。

それでも、表面的な情報を集めるだけだったり、数少ない情報だけからスタディを行っても、なかなか本質的な部分まで理解をすることは難しいと思います。


上記の名曲やビデオの例から言えることは、ケーススタディを行う際にも重要なのは、「繰り返す」ことだということです。

あるいは、一つの取り組みや事象に関しても、複数の情報源から情報を入手し、何度も何度も多面的に観察・考察を行って、より本質的な部分を探っていくことだと思います。



実は私たちのような仕事も、短期間で多くのプロジェクトを経験するより、ある程度時間をかけて、一つのプロジェクト(会社)にじっくり関わるほうが、学ぶことが多いと言われています。


それは、一つの会社で様々な取り組みを経験できるという側面もありますが、一番大きいのは、経営者や社員と何度も意見を交わすことができるからだと思います。

そのプロセスを通して、一つの会社の経営や人材マネジメントの歴史を何度もたどることができ、また、その会社の状況を、継続的に、何度も観察することができるからだと思います。
 
それによって、経営や人材マネジメントの本質的な部分にまで触れることができ、背景や深い部分まで学べるのです。


サンプル数は少なくても、「これは!」と思うお手本については、それを繰り返し、徹底的に観察してみる。
 
それが、他の事例から深い学びを得るための、とても重要なコツなのではないか・・・、そう思います。



今週のささやき

上記でご紹介したビデオ、研修が終わると、参加者の方々から、

「もう一度見たら、また新しい学びがあると思うので、また見たい」

という感想をいただくことがあります。


そういう意欲を持った参加者に出会うことも嬉しいですし、こんなに手軽に良いお手本やヒントを手に入れられる状況も、とてもラッキーだな、と思います。


高いお金を払わなくても、意識の持ち方、学び方一つで、本当にたくさんのことを学べると思います。

いろいろなものを次々試すのも良いですが、一つのものを信じてじっくり研究してみることって、本当に大切ですね。
 

                             (今週の文責:藤島)


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【2007/12/03 23:12】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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