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プライドを演出する
★新卒採用の思わぬ効果★

先日、新卒採用イベントのコンサルティングを手がける会社で働く女性と話をしていました。

「新卒採用ひとつで、会社はこうも急激に変わるものなんだな、
 とびっくりします」

と、彼女。


私はその真意が良く分からず、「???」となっていたのですが、どうやらこういうことだそうです。


研修や人事制度は、変わる必要がある部分(=既存社員)に、直接的に働きかけ、本人たちに真正面から対峙するので、反発や軋轢が発生しがちです。

それはそれで必要なプロセスではあるけれど、本人たちの理解を得、意識を変え、抜本的な変革を遂げるまでには、膨大な時間と手間がかかります。

「自分たちに変われというなら、会社や上司も変わってくれ!」
という反応も起こります。


一方、新卒採用イベントのベクトルの先はあくまで学生です。
既存社員は、運営側、迎える側で、いかに施策を成功させるかに注力する立場です。

だから、ある意味客観的に、素直に自分の会社を見ることができるというのです。


そして、一連のプロセス中で、

 「こんなに人を集める自分の会社はスゴイ」とか、

 「こんなに感動的な話をする社長を見直した」というように、

既存社員の中に、自然と会社に対する誇りや感動が芽生えてくるのだそうです。





★副次的効果を主目的の一つにおいてみる★

もちろん、採用イベントの最大の目的は、いい人材を採用することです。

でも上記の話からわかるのは、新卒採用という一つの目的から始めた施策が、それ以外の部分で、思わぬ副次的な効果を生んでいるということです。

しかもその効果は、即効性があり、会社にとって、とてもインパクトの大きなものなのです。



上記のような現象は、実は、新卒イベントに限らず日常的な場面で様々によく見られることだと思います。


たとえば、社長や社員が会社の枠を超えて活躍し、メディアなどへの露出も高くなると、

「あの人と一緒に働けて羨ましい」

「ああいう人たちを輩出するのだから、素晴らしい会社なんだね」

と周囲から言われるようになり、自然と自分の組織や会社を誇らしく思うようになることがあります。


また、女性が働きやすい会社ランキングなどを最近よく見るようになりましたが、ランクインすれば、女性の入社希望者が多くなるというだけでなく、

 -ヒトに優しい会社で働いている、という誇りになる
 -その名に恥じないよう、社員の行動も変わってくる
 -社員の家族が、安心して本人を会社に送り出せる

など、いろんな効果が考えられます。


一つの取り組みを企画・実行するだけでも、本当に多方面で、様々な効果が生まれることがあるのです。

そう考えると、このような副次的な効果をも主目的の一つとして施策をデザインするのと、そうでないのとでは、最終的なインパクトは随分大きく違ってくるのではないかと思います。



★副次的効果で“プライドを演出”する★

実際、コンサルティングの現場でも、社員の意識を変えたいから制度を変えたい、研修をやりたい、というニーズは多くあります。

それはそれで必要なことなので、私たちは日々全力で取り組んでいます。

でも、それだけでは足りないなー、と感じることも、よくあります。


そのとき、何が必要なのだろうか・・・と考えると、

 “会社への愛着やプライドを作り出すための演出”

に行き着きます。


社員のモチベーションやパフォーマンスが高まるとき、そこには、「自分の仕事や組織に対する愛着やプライド」があることが多いのです。

だから、そのような感覚を生み出すためにも、何らかの演出をすることは、とても重要なことではないかと思うのです。


冒頭の女性の話で一番印象的だったのは、

「自分にベクトルが向いていないからこそ、客観的に、素直に
 現状を受け入れられる」

という言葉でした。


私たちは、何かが問題だと思い、何かを変える必要があると感じたとき、直接、真正面からその問題に手を打とうとばかり考えがちですが、

間接的に影響を与える手段は無いだろうか、と考え、副次的な効果も考えて取り組みをデザインする、という手法も、常に模索する必要があるのではないかと思います。


なかでも、社員の意識変革=コミットメントやオーナーシップを引き出したいと考えている場合には、その取り組みを通じて、

 “会社に対するプライドを喚起するための演出をする”

ということが、重要なファクターとなるのではないかと思います。



今週のささやき

直接的な施策に間接的な施策・・・。

組織・人材関連の取り組みというのは、本当にいろんな観点から考えて、トータルに実行していく必要がありますね。


私たち自身も、あまり思考に枠をはめないように、常に視野を広げる努力をしないといけないな、と、今回の女性との会話で改めて気づかされました。

物事をいろんな角度から見てみる、ということも、とても大切ですね。


                          (今週の文責:藤島)

           ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


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