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両立のためのコツ(7) ・・・協力者との信頼関係
連休最終日の月曜日の日経新聞の朝刊トップには、「個と組織 新たな挑戦」という大きな見出しで、「個人と組織がともに成長する。新たなカタチを作る挑戦が始まった」という特集記事が載っていました。
 
実際に記事を読まれた方も多いと思います。

記事の内容は、企業と働く側の関係の変化を取り上げ、「効率と意欲(働きがい)」をどのように両立させていくかについてでした。


「人と組織の新しい関係」・・・まさにこのメルマガの、そして私たちの活動のテーマそのものです。

天下の日経新聞の特集記事にもなるほどの、世の中の大きな関心事だということを再認識しました。

そして、人と組織の課題について10年以上にわたって直面してきた経験を活かして、少しでも貢献すべく、ますます努力しなくてはと、気持ちを新たにしたのでした。


さて、今日は「個人の進化・成長に向けて」編の曽根岡担当ということで、引き続き「両立のコツ」についてお話したいと思います。

 (この「両立のコツ」シリーズでは、子供が大きくなり、両立の日々が一段落したのを振り返って、自分で模索してきたこと、気づいたことをお伝えしています。)
 


★自分が出来ることの限界★

1.仕事の場での限界
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
どのような仕事をするにあたっても、一人で出来ることには限りがあります。

マンパワー的にも、能力的にも、一人で出来ることは本のわずかなことで、周囲との協力関係やチームワークの中で仕事は進められるものです。

まして、仕事とプライベート(家事や子育て)を両立していくには、自分の仕事は自分のものとして抱え込んでしまうのには無理があります。

時として、どうしても家の都合で休んだり帰らなくてはならない時に、顧客や社内の関係者に迷惑がかからないように、誰かに助けてもらわなくてはならない場面に出くわします。

 
また、一人で思い悩んで解決できることにも限りがあります。

仕事と家庭という、ある意味相反する二つを両立していくのですから、どんなに努力しても、自分の力だけではどのにもならないような局面に直面することも多くなります。

(以前もお話しましたが、私も長男が病気をしたときには、周りの方たちに本当に助けていただきました。)


 
2.子育て・家庭における限界
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一方、子育てにおいても、いつも子供の近くにいられるわけではないので、何もかも把握して、方向付けたり世話をすることはできません。

人(保育園、ベビーシッター、両親など)に預けたり、家事を手伝ってもらうのであれば、自分のやり方や方針に必ずしも従わせるわけにも行きません。

預かってもらったり、手伝ってもらうのに、あれこれと注文をつけるのには限界があります。


子供自身も、母親(父親)である自分が知らないところで、いろいろな経験をしていろいろなことを学んできます。

成長してくるにつれて自我がはっきりしてきます。
 
いくら親が「どのようにあって欲しい」と願っても、思い通りにならないのが普通です。

ましてや、仕事を持つ母親(父親)は、一緒にいられる時間が限られるので、彼らの置かれている状況や何をしているかを逐一知ることもできなければ、逐一やかましく口を出すこともできません。




自分で出来ることに限界があるのは、当たり前のことですが、両立しようとすると、このように一層の限界を感じることになります。

両立にチャレンジしようとする私たちは、実に非力なのです。

そのため、仕事の場でも家庭でも、一緒に働く人や子供や家事に関わる周囲の人たちに気持ちよく協力してもらえることが両立には欠かせません。

また、自分自身が相手に安心して任せられることも必須です。
心配したり、我慢しながら任せるのは辛いものです。


そのためには、言うまでもなく、相手を信頼できることが大前提となります。

仕事の場における信頼関係については、2007年5月7日付けのメルマガ44号『相互信頼と尊重』で以前お話しました。


 
そこで、今回と次の「両立のコツ」では、家庭の場における二つの「信頼関係」について考えてみたいと思います。

1.家庭の協力者との信頼関係・・・今回のテーマ
2.子供との信頼関係・・・次回の「両立のコツ(8)」 (第69号、11月12日発信予定)
 


★家庭の協力者との信頼関係★ 
子供を預かってくれる人や、家事の協力者とどのように良い関係を築いたら良いでしょうか。
 
大切な子供や家庭を託すのですから、当初から信頼できる人にしか頼まない・・と思われるかもしれません。

もちろん、その通りだと思います。

 
でも、たとえ自分の親や資格のある保育士であっても、本当にあなたは相手を信頼できるでしょうか?

ついあれこれと細かい指示をしたり、相手のやり方に不満を感じたりしないでしょうか?

子供の食事は全て手作りでないといけないとか、テレビは一日に何分しか見せてはいけないとか、味付けは薄味でないといけない・・とか、思ったりすることはないでしょうか?

「甘いものをあまり食べさせたくないのに、おばあちゃんはすぐに与えて困る」とか、逆に「おじいちゃんは口うるさくて子供がかわいそう」とか思っても、言えずにいることはありませんか?

また、夫の洗濯物の干し方が気に入らないとか、シルバー人材センターのおばあちゃんは、やり方が古くて困る・・などと感じることはないでしょうか?


これでは、頼む方も頼まれた方も幸せとはいえません。

結論を一言で言ってしまえば、信頼関係を築いた上で、多少のことには目をつぶって、安心して任せてしまうことが一番です。

言い換えれば、安心して任せられるような信頼関係を築くことが重要なのです。
 


では、協力者との信頼関係とは、どのように築けばよいのでしょうか?

信頼関係を築くための原則は、44号の『相互信頼と尊重』に書いた「仕事の場での信頼関係」と変わりません。

次の4つのステップになります。

  1.自分を知ってもらう
  2.徹底したコミットメントを示す
  3.相手を知る
  4.自分が相手を信頼する


これを、家庭の協力者に置き換えて考えてみましょう。


1.自分を知ってもらう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  

上で書いたように、何もかも自分の方針を通そうとするのには無理があります。

でも、大切な子供や家庭のことですから、どうしても譲れないこともあることでしょう。

まずは、自分自身がどのような状況で仕事をしているのかについては、最低限相手に知ってもらう必要があります。

さらに、どのように考え、何を大事にしているかについても、あらかじめ相手に知ってもらうことが必要です。

ここで大事なのは、「どうしても譲れない最低限のこと」にとどめておくことです。

あまり多くを望むと、相手に押し付けることが多くなり、協力する側がやりにくさを感じてしまいます。


2.徹底したコミットメントを示す
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  

子供や家事を人に託すときに、あまり細かなことを指示しないほうが良いと書きました。

でも、これは「子供や家庭に対するコミットメントを示すな」ということではありません。

子供や家庭に関する全ての責任は自分(と配偶者)にあることを強い自覚を持ちましょう。

人に託すのは、自分でできない部分を助けてもらっているに過ぎず、相手に押し付けているのではないという自覚を持つことが大切です。
  
このようなスタンスは、相手に自ずから伝わります。

仮に、仕事で帰りが遅くなってしまったり、両親が楽しみにしていた旅行を見合わせて留守番してくれることになったとしても、このようなスタンスを持っていれば、相手の理解を得やすくなります。

疲れて帰ったときに、汚れ物の始末や、面倒な提出物の用意などが残されていても、「全ては、自分がやって当然のこと」という意識があると、相手に対する不満も生じないし、我慢する必要もありません。

  
3.相手を知る
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  
相手の状況や気持ちにも配慮が必要です。
そのためには、相手の立場に立って考えてみる余裕が欲しいものです。


たとえば、保育士さんであれば、自分がお迎えに行くのが遅くなれば、どのような迷惑がかかるのか、大勢の子供を預かって、どんなに大変なのかを本当の意味で理解する努力をしましょう。


特に、自分の親に対しては、本人も前向きに気持ちよく引き受けてくれたりして、甘えがちになってしまいますが、「孫の世話は楽しみだろう」と決め付けてしまう前に、彼らが本来どのような生活をしていたのか、一度深く考えてみましょう。

老後のどのような生活を楽しんでいたのか、何を犠牲にして子供を預かってくれているのか、子供を預かることにはどれほどの体力が必要なのか・・など、どのような負荷がかかっているのかを慮る思いやりが必要です。
  

そして、自己反省も含めて、なかなか難しいと思うのが配偶者(夫)です。
  
「自分と同じだけの責任があるはず」と思うと、つい相手の負荷を考えずに「やってくれて当たり前」になってしまいます。

夫の仕事の状況まで配慮する余裕がないまま、仕事が大変な時にも、いつもと同じ分担で黙々と家事を片付けてしまいがちです。

私自身、もう少し、相手の状況に対する配慮するように、気をつければ良かったかな・・と今更ながら反省しています。

  
4.自分が相手を信頼する
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  
あとは言うまでもありません。

子供や家庭を託することにしたら、相手を信頼して任せるだけです。
  
多少の違いや気になることは目をつぶりましょう。

子供についても、親である自分達だけでなく、多くの人から多くのことを学ぶ機会が与えられているのだと、ポジティブに考えることができるのです。

自分が相手を信頼して、相手も自分を信頼してくれれば、万一多大な迷惑をかけたり、協力をお願いしなくてはならなくなっても、相手も安心して快く引き受けてくれることと思います。


  

      *    *    *    *    *


今回は、「協力者との信頼関係」について述べてきました。
 

次回の「両立のコツ(8)」シリーズ(11月第二週掲載予定)では、先に書いたように、「子供との信頼関係」について考えてみたいと思っています。

     
今週のささやき

「両立のコツ」シリーズを書いていると、いつも思うのですが、仕事も家庭の役割遂行も、至るところで共通する要素が多いように思います。

ということは、仕事をしているときも、家に帰ってからも自己鍛錬を続けている私たちは、それこそ「仕事の達人」「プロ」へと邁進している・・と言っても良いのかも。。。

そして、仕事にも家庭にも本気で向き合っているだけに、得られる喜びも人一倍大きいものです。

こんな欲張りで素敵な人生を送れることを、感謝せずにはいられません。


おめでたいかもしれませんが、こんな風に考えてみませんか?
多少の苦労も楽しくなってくるのではないでしょうか?
 
少なくとも、私はこの10年あまりを振り返って、本当に楽しかったと感じています。
 

                          (今週の文責:曽根岡)


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【2007/10/10 20:51】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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