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ダイバシティの基本は「基本に忠実であること」
★One-to-Oneのマネジメント力が重要テーマに★

最近、いろいろなご縁で、ダイバシティ・マネジメント、特に女性活用関連のセミナーにいくつか参加させていただく機会がありました。

多くの企業での取り組み事例や、様々な調査結果を聞くにつけ、以前と比べると、女性活用に関しても、随分と本質的なアプローチを行う企業が増えてきたな、と感じます。


最近は、全社一律の仕組みや制度は一通り導入し、あとはどれだけ効果的に運用していくか、という点に重点を置き始めた企業も多いような気がしています。


中でも特に、ここにきて重要性の認識が高まってきているのが、現場マネージャーの、「One-to-Oneのマネジメント力」です。


ダイバシティ=多様性というだけあって、現代の企業が抱えている組織・人材面での課題は、非常に個別で多様です。

組織にいる人の数だけ問題の種類もある、と言っても過言ではないかもしれません。


だから、全社に一律の仕組みを入れるだけでは不十分で、

個々人がどのような能力や適性を持ち、また、キャリアに関してどのような志向性を持っているのか、そして、

今の業務や組織にどのような問題意識を持っているのか、

といった点について、一人ひとり個別に把握しない限り、本当の人材活用や組織マネジメントはうまくいかない状況なのです。


そのような状況の中、コーチングやメンタリング、カウンセリング等の必要性が改めて見直されつつあるのも、最近のダイバシティ・マネジメントの流れの特徴の一つだと思います。



★退職の理由は意外なところに・・・★

ただし、上記のようなOne-to-Oneマネジメントを実践する前に、大前提として押さえておくべきポイントもあるのではないか、と感じています。


先日、私がお付き合いさせていただいている会社で、女性が一人退職しました。

会社としては、彼女を将来のリーダー候補として期待していたので、彼女が突然退職してしまったことの痛手は大きく、経営陣の方々も非常にショックを受けていらっしゃいました。


その女性の退職理由はいくつかあったのですが、その主なものの一つに、非常にデリケートな問題がありました。

それは、「トイレ」です。


その会社はそれほど大きな会社ではなく、また、もともと男性中心の業界であったこともあり、女性のお手洗いにはそれほど配慮がありませんでした。

その女性に対する配慮のなさが、その女性には耐えられなかったそうです。


「トイレ・・・?」

と不思議に思われる方も多いかもしれません。


でも、人というのは、それぞれ違うところに高い「感度」を持っています。

そして、人によって感度が違うからこそ、今回のようなデリケートな問題は、なかなか人に言い出しにくく、退職ギリギリになるまで我慢に我慢を重ねる、という自体になりがちなのだと思います。


そして、特にその「感度」は、性別や年齢、国籍など、その人の属性によって、大きく異なってきます。

だから、各属性の人たちはどのあたりに感度が高いか、という点を、ある程度一般論から紐解いて、最低限の基本的な対策は行っておくことが大切なのだな、と、今回の一件を通して学んだのでした。



★「基本的で普遍的な問題」を侮らない★

たとえば女性であれば、上記のような問題のほかに、体調面や家族との関係などについても、最低限配慮する必要があるかもしれません。


また同じように、高齢者や外国人、あるいは非正社員についても、健康管理の問題や宗教の問題など、それぞれについて、独特の「感度の高い問題」というのが存在するのではないかと思います。


コーチングやメンタリングといった、One-to-Oneのマネジメント力を現場に定着させていくことももちろん大切ですが、このような、基本的で普遍的な問題に対する対策を会社全体で行っていくことも、同じくらい重要な場合もあるのではないかと思います。


これらの問題については、「ダイバシティ」が世の中の共通の課題として認識されてきた今、様々なマニュアル的な書籍や、雑誌の特集記事なども存在するのではないかと思います。

そうでなくても、それぞれの属性ごとに、デリケートな問題というのは、ある程度一般的な常識の中で、想定できることがたくさんあると思います。


それらについて、会社や各現場で、適切にケアできているのか、という点についても、もう一度確認してみてはいかがでしょうか。

意外なところに落とし穴があるかもしれません。


「ダイバシティ・マネジメント」に関しては、本当にやるべきことはたくさんありますが、まずは基本的なところ、最低限のところを抑えていくことも、会社としての誠意や真剣度合いを示し、重要な人材を逃さないために、大切なことなのではないか・・・。


最近の各企業の動きと、実際に発生している現場での問題を目の当たりにしながら、そう思いました。
 


今週のささやき

冒頭にも書きましたが、ダイバシティ対応への動きは急速に進んでいて、企業の方々から受ける質問も、日に日に難度が高くなってきているのを感じます。


日本の企業がどんどんと進化している証拠なので、喜ばしいことではあるのですが、私たち自身も、それに合わせてどんどん進化しないといけません。


かなり難しい課題も多いのですが、息切れをしない程度に、日々研究と実践を繰り返していきたいと思います。

                          (今週の文責:藤島)
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【2007/09/30 10:49】 | ■魅力ある会社を目指して | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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