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最近の「若者事情」が企業に問うもの
★最近の企業の関心事★

先日、コンサルタント仲間と、最近の企業の関心事について話していました。

普段、そんなに一緒に活動しているわけではないのですが、それぞれのクライアントと接している中での実感は皆同じで、最近の各企業の関心事というのは、だいたい

 ・採用
 ・リテンション(特に若年層)
 ・マネージャー層のマネジメント(リーダーシップ)

の3つのテーマに集約されるということでした。


景気が回復し、企業を取り巻く採用環境は急激に厳しくなっている。優秀な人材を採用するどころか、予定数を確保するのもひと苦労。

また一方で、たとえ優秀な新卒を採用できたとしても、3年で3割が辞める時代。教育のし甲斐がないし、教育コストも馬鹿にならない。

バブル前後に入社したマネージャー層は、そのようなドライな若者の考え方が理解できず、部下をうまくリードすることができない。


そんな問題が、至るところで顕在化してきています。


優秀な人材を採用し、辞めさせないようにするには・・・。
といったテーマで語れば、本や雑誌、セミナーやWEBサイト、どんなものでも人が集まる時代になってきています。



★個別には様々に手を打っているけれど・・・★

上記のような、「人材マネジメントの課題3点セット」は、おそらくほとんど全ての企業で大きな悩みとなっていることでしょう。

現場レベルでは、本当に様々な試行錯誤が繰り返されているようです。


若手社員を辞めさせないためにはどうすればよいだろうか。。。

若いうちから給与を上げられる仕組みにすればよいのか、休暇をしっかりとれるようにすればよいのか・・・。


マネージャーは、どうすれば今の若者の気持ちを理解できるだろう?
セミナーや研修は効果があるだろうか・・・?


様々な制度や施策に、いろんなテコ入れがなされています。



ときどき、ちょっと行き過ぎているのでは・・・と思うような場面にも遭遇します。

先日、あるテレビ番組で見た企業の会社説明会では、担当者が、椅子に座る学生に対して、何やらひざまずいて話しかけていたのです。

「学生様」よりも頭を高くして話をしてはいけない、ということなのでしょうか。

なんだか不思議な気持ちでしたが、それだけ採用は、深刻な問題になってきている、ということなのでしょう。


日々直面する様々な問題に、正面から向き合って一つひとつ取り組むのは、とても大切なことだと思います。

でも一方で、問題の本質というものを、ここでもう一度抑えておく必要もあるのかな、と感じています。



★若者が会社に求めているのは・・・★

ある就職支援会社が行った調査によると、最近の学生が就職先企業に求めるのは、「大企業」や「ブランド力」ではなく、「アットホームな雰囲気」なのだそうです。

また、仕事に求めるものは、「楽しさ」だという調査もあります。


そんな調査結果を見て、「ああ、最近の若者は、仕事に対して真剣に考えなくなったんだなぁ」と、多くの人が、そう解釈しています。


ところが、別の調査で、若年層の「転職」理由を聞くと、「自分の能力や技術を活かしたい」「もっといい仕事・会社を見つけた」など、学生時代よりも仕事や会社に対して真剣に考えるようになっているという結果が出ています。



これらの調査結果を見ていると、実は最近の若年層も、それほど仕事に対して不真面目なわけではないのでは?と感じます。

学生に関しては、仕事や会社のイメージが沸きにくいために、「アットホーム」「楽しい」というボキャブラリになっているだけなのではないかと思うのです。


学生が会社に求める「楽しさ」や「アットホームさ」、そして、入社後の若者が求めている「能力や技術の発揮の場」。

使っている表現は違うけれど、結局のところ、求めているのは同じなのではないかと思います。



★結局のところ、企業に問われているものとは・・・★


最近の若者が求めているもの・・・それは、

「自分にとって居心地の良い場所=自分の存在が実感できる場所」

なのではないかと思います。


「楽しい」「アットホーム」という言葉は、そういう、自分が「受け入れられている感じ」をイメージした言葉なのでしょう。


だから、今の学生のニーズを表面的に捉えて、「楽しい会社」「アットホームな会社」へと社内の風土改革や制度改革を行ってみても、2~3年後には、また違った理由による若者の離職に悩まされることにもなりかねません。


突き詰めて考えれば、もちろん、最低限の人間らしい生活は確保しなくてはならないものの、企業に求められているのは、それ+αの、本当の意味で居心地の良い場所、ということなのだと思います。


だから、マネージャーに関しても、小手先のマネジメント・スキルを身につけたり、若者を理解する努力をするだけでなく、自分たちは、部下や後輩にどのような場を提供するべきなのか、を考えられるようになることが、これからの本当のマネジメント力になってきます。


会社にしても同じです。

社員が共感・共鳴する何かをしっかり掲げているか、将来への期待を会社としてしっかり見せているか、一人ひとりに、適切な活躍の場を与えられているか・・・。

そのような、企業としての“質”をしっかり兼ね備えているのか、自問自答する必要がありそうです。



決して、「学生様」にひざまずくことが求められているのではありません。

もっともっと、基本的なところに立ち返りなさい、そう言われているような気がします。


最近の、採用やリテンション、マネジメントに関わる様々な「若者事情」は、本質的な企業の“質”を、改めて各企業に問うているのではないか・・・。

そう感じています。



今週のささやき

先日、私もまたひとつ、年をとりました。

年を重ねれば重ねるほど、生活のこと、家族のこと、健康のことなど、大切にしなくてはならないことが増えて、「ワークライフバランス」の重要性を日増しに感じています。

そんな情報が巷にあふれているのか、最近では、学生ですら、就職後のワークライフバランスを気にしているようです。


しかもそれは、「仕事の充実」と「プライベートの充実」が両立していること、という、質の高いワークライフバランスなのでしょう。


単にバランスを保つだけでなく、質の伴ったワークライフバランスを実現すること・・・これが、今の若者(だけでなく、全ての人)が求めていることなんですよね。
 

                      (今週の文責:藤島)

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※企業の「質」を問うためのツールとしておススメです。
 これまでのES調査や組織診断ツールとは一味違う、本質的
 な組織課題、経営課題を抽出するための診断ツールです。

 私もそのコンセプトに共感しています。(藤島)
 「組織バロメーター」 詳しくはこちらです



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【2007/07/22 22:59】 | ■魅力ある会社を目指して | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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