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両立のためのコツ(2) …落しどころを見つける
★両立のための「落しどころ」★

「両立のためのコツ」シリーズの第一回でもお話しましたが、両立するということは、仕事は一人のビジネスマンとして完成したクォリティを実現し、同時に家庭での責任も果たすということです。

当然、自分一人で完璧に成し遂げることはできません。周囲の協力が不可欠です。

私もこの10年を振り返ると、自分自身は何をどのように優先し、誰にどのように協力してもらうか、誰にどの程度ムリをしてもらうのか・・などを常に考え、何とかやりくりしてきたという感じでした。
仕事と家庭を両立するための「落しどころ」を常に探ってきた10年と言ってもよいかもしれません。

この「落しどころ」は、仕事と家庭を取り巻く環境が日々変化していくために、常に変わっていくものでした。
その時どきで、一番良いと思った方法が、常に模索する中で、気づくと徐々に違う形へとシフトしてきました。

今回は、「両立」という問題に直面している男性・女性の双方に、あるいは将来直面する可能性のある方々に、少しでもご参考になればと思い、この「落しどころ」とどのように付き合ってきたかをご紹介したいと思います。



★3つのファクターと変化する「落しどころ」★

仕事の状況も家庭の状況も、日々変化していきます。
その中で、「落しどころ」を探す際に考慮したファクター(変数)は次の3つでした。
 
 1.仕事における自分の状況(役割・能力・信頼の度合い)
 2.子供の状況
 3.協力者(夫、双方の両親)の状況


この3つのファクターの状況に応じて、両立するための「落しどころ」は常に変化してきました。


仕事を始めた当初は、全くの見習いで、仕事上の信頼も裁量もほとんどない状況でした。微塵も余裕が無く、緊張の中で必死に学んでいる状態でした。

一方、子供はというと、下の子が小学校に入ったばかりでした。
それまで常に家にいて「おかえりなさい」と声をかけていた母親が、突然いない生活に変わったばかりです。
二人が不安の中で、とてもムリをして、頑張っていることは痛いほどわかりました。

夫は基本的に仕事人間でしたので、妻が就職したからといって、急に早く帰ってくるわけにも行きませんでした。

そこで、活躍してもらったのが母たちです。
二人とも自分の趣味や友人との交流を楽しんでいて、本当に申し訳ないと思ったのですが、まだまだ元気で孫をかわいがってくれていたので、週に1~2日ずつ、夜、子供たちと一緒にいて、食事をさせてもらえるようにお願いしました。
学校行事に参加してもらうこともありました。
もちろん、父たちの理解と、少しばかりの我慢も必要でした。
 
 
少し私に余裕が出てくると、母たちの負荷を少しでも減らすべく、食事の下ごしらえはしておいて、一緒に食事をしてくれることだけをお願いするようになりました。
また、夫も私が帰れない日は、なるべく早く帰る努力をしてくれました。

さらに、子供たちが母親がいない状況になれてくると、夫と私の双方がどうしても帰れない日には、留守番をするようになりました。
母たちの体力が徐々に低下していくにつれて、基本的に彼女たちに負荷をかけずに、家の中でやりくりできるようになりました。
この間、2年あまりかかったように思います。

その後も少しずつシフトして、基本的に食事の用意をしておくと、子供だけで済ませて寝ているようになりました。
その間、中学受験や学校行事などでは、お母さん仲間に協力していただいたり、アクシデントや紆余曲折もいろいろありましたが、何とか今日に至っています。
 

★落しどころを判断する際の基本方針★ 

意図して作ったわけではないのですが、これら「落しどころ」を判断する際の、明確な基本方針が自分の中にありました。
今から考えると、この「基本方針」はかなり重要だったように思います。

 1.日常の基本的な優先順位は仕事上の信頼に置く
   特に、仕事を始めたころは見習いの立場でしたし、コンサル
   ティング会社では、男性も女性もなく、プロとしての働き方
   が求められたので、当然のことでした。

   また、日常から家庭の事情を持ち出すと、周囲も嫌気が差す
   こともあるかと思いますが、滅多に持ち出さずにいると、い
   ざという時に理解を得やすくなります。


 2.基本的に可能な限り自分が家庭の役割にコミットする
   必要最小限、つまり時間的にどうしても不可能である事柄に
   ついてだけ、周囲に協力をお願いすることにしていました。
   (もっとも共同責任者である夫には、私が体力的に辛い部分
   も、徐々にカバーしてもらいましたが・・。)

   協力してくれる人たち(特に母たち、親しいお母さん仲間)
   にも、自分たちの生活や楽しみがあり、あくまでも善意によ
   る協力です。
   協力してもらう方が、最大限の努力を払っていることが伝わ
   らなくては、徐々に不満も発生しかねません。


 3.子供の成長や人生にクリティカルな問題が生じた際には、
   何よりもその解決を優先し、全責任・全精力をもって当たる

   仮に私が仕事をやめたとしても、代わりになる人はいくらでも
   います。
   しかし、母親という役割は自分にしかできません。

   したがって、本当に深刻な問題が子供に生じた際には、その
   解決を最優先にしようという覚悟は自分の中に常にありまし
   た。
   この覚悟が根底にあることが、言葉にしなくても子供に安心
   感を与え、また夫や両親たちの理解にもつながったのではな
   いかと自分では感じています。


 4.協力してくれる人たち、頑張っている子供たちに常に感謝の
   気持ちを忘れない

   やってくもらって当たり前という気持ちが少しでもあると、
   決してうまく行きません。
   最小限をお願いするというスタンスを持つと同時に、協力して
   くた際には、常にありがたいという気持ちを持つことはとても
   大事だと思います。
   
   そうすれば、時として急に都合が悪くなって断られたり、期待
   したような協力が得られない場合でも、無理なくそれを受け入
   れて、次善の策を考えることができます。

   また何よりも、自分たちで協力し合い、頑張って成長してきた
   子供たちにも、感謝したいと思います。
   その結果、多少成績が悪くても、いたずらが過ぎても、家の
   中が荒れようとも、些細なことでカリカリせずにいられるの
   ではないでしょうか。


以前もこのメルマガでお話しましたが、子供が神経症に苦しみ、長く学校を休むという、まったく想定していなかった事態が実際に起こってしまいました。
⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000197175/107683419.html?page=2

そのため、決して両立が上手くいったとは言えないかもしれませんが、それでも、これらの基本方針が根底にあったので、この時も乗り切れたよう思います。


★さいごに★

何度もお話してきましたが、これからの多様性の時代においては、マネジャーの役割もこれまでと変わってきます。
異なる事情、異なる価値観を持つ人々をチームとしてマネージしていくことが多くなります。

すると、全員が同じ価値観や働き方をしていた時代と異なり、相反する状況が多々発生することが予想されます。
その中で、最適な解(落しどころ)を模索することが増えてくると思われます。

一方、仕事と家庭の両立という問題に直面している女性(男性)たちは、日々、相反する状況の中で落しどころを探し、それをマネージすることを余儀なくされています。
その意味で、これからのマネジャーに求められる大きな要件の一部を、日々トレーニングしていると考えることもできるのではないでしょうか。

 
今週のささやき

両立のために最も必要なのは、周囲の協力だと思います。
いかに協力を得られるかは、自分の仕事上の信頼や裁量と、周囲の納得を得られるだけのスタンスです。

そこで、大事なのが体力と根性です。
何だかんだ言っても、どれだけ頑張れるか、踏ん張れるかは体力と根性によります。

忙しいかもしれませんが、時間の隙間を見つけて体を動かしたり、健康に心がけて、年齢に負けない体力づくりをしましょう。
私も、自分の時間が増えるにしたがって、ジムに行ったり、ウォーキングしたりする時間が増えてきました。

また、根性については、「大変だ」とか「疲れた」と思うと、それだけで力が抜けてしまいます。
そのようなことは、なるべく意識しないようにして、両立によって得られる多くの幸せのほうに目を向けると、また元気が出てくるように思います。

                          (今週の文責:曽根岡)

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【2007/05/14 16:18】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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