>> このブログに込めた想い

当ブログと連動したメールマガジンを、毎週1回配信しています。ぜひご登録ください!

  
powered by まぐまぐトップページへ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
「対話の場作り」に大切なこと
★「対話・会話」の必要性★

 最近、いろいろな企業でお話をうかがっていて、対話・会話の必要性を実感している方が、
 本当に多いように感じています。

  ・世の中は景気回復といって明るい話題に溢れているけど、自分の
   会社を見てみると、社員があまり生き生きしていない。

  ・本当は外向きの活動に専念しないといけないのに、社内の人間関
   係やマネジメントにストレスを感じてしまい、顧客サービスにも
   影響が出てしまっている。

  ・チームワークが大切なのはわかっているが、なかなかうまくチー
   ムワークが形成できない・・・。


 そんな状況を肌で感じて、「もっと組織の中の対話を増やすべきではないか」と感じている
 リーダーが多いのです。


 そのような状況を打開するために、ある会社では、「ぶっちゃけミーティング」と称して、
 オフサイトで、各人が思いのたけをぶつけ合うミーティングを設けたそうです。

 その場では、上司も部下も、社長も社員も関係なく、普段感じていること、問題と思っている
 ことを、ざっくばらんに話し合ったのです。


 またある会社では、管理職研修の一環として、日常のマネジメントで抱えている悩み、
 感じている問題を、同僚のマネージャーと共有する場を設けました。


 どちらも、参加者の満足度はとても高く、終わった後には、皆明るい表情になったとのことでした。

 そして、その後の組織の雰囲気も上向きになり、「対話」の効果が目に見えるように出て
 きたということです。



★「対話」の本質とは★

 上記でご紹介したミーティングや研修は、何が目的で、何が成功要因だったのでしょうか。

 「対話をした」という事実が、メンバーの満足度を上げたのでしょうか。


 そこには、「組織の中で働く」ということに対する、構成員一人ひとりの欲求を満たす
 プロセスがうまく組み込まれていたのではないか、と私は思っています。




 以前もどこかでお話したような気がしますが、組織のメンバー一人ひとりは、程度の差こそあれ、
 何かしらの形で、自分自身の存在を認めてほしい(認知してほしい)という欲求を持っています。

 また、組織の中で働くからには、その組織の一員として、仲間であるという実感を持ちたい、
 つまり、自分の存在を実感したい、という欲求を、多かれ少なかれ持っています。


 上記のようなミーティングや研修の満足度が高く、参加者のモチベーションが高まったのは、
 そのような参加者の欲求を満たすようなプロセスが、巧みに設計され、運営されていたから
 だと思います。


 自分の本音を話すことが出来た、自分の悩みや問題意識を他者と共有することができた、
 自分の意見を聞き入れてもらえた・・・。

 そんな満足感を生み出す場作り。今回は、その要件をご紹介したいと思います。



★欲求を満たす「場作り」とは?★

 上記のようなメンバーの欲求を満たすためには、その場が、いくつかの要件を満たしている
 必要があると、私は考えています。

 それは、

 1)参加者自身が、自分自身を冷静に、正しく認識できていること

 2)何でもオープンに話せる雰囲気にするためのルールがあること

 3)お互いを肯定的に認め、前向きな議論に展開できること

 の3点です。


1)参加者自身が、自分自身を冷静に、正しく認識できていること

 このような場で、一番大切なのは、お互いが胸のうちを正直に、全てオープンにさらけ出す
 ということです。

 でも、その大前提として、そこにいる各人が、自分自身のことを、冷静に、的確に把握できて
 いることが必要です。良い点も、良くない点も全て、です。

 自分のことがしっかりわかっていなければ、自分をオープンにさらけ出すことができないのは、
 言うまでもないことです。

 またそれだけでなく、「あ、この人、自分のことが見えてないな」と周囲の人に思われては、
 お互いに腹を割った話ができるほどの信頼関係を、作ることができないのです。


 だから、このような場を設定する際にはまず、今の自分がどのような状況にあるのか、自分が
 どのような想いで仕事をしているのか、といった、自分のスタイルや価値観などを見つめなおす
 場を、予め設定することが大切だと思っています。

 (私も、研修やワークショップなどを行う際には、必ずそのような場を設けています。
 コーチングのアプローチなどを活用するのも、有効だと思います。)


2)何でもオープンに話せる雰囲気にするためのルールがあること

 そして、何よりも大切なのは、二番目の、どんなことでもオープンに話し合える雰囲気づくりです。

 会議をしていると、どうしても相手の意見を否定したり、自分の主張を押し付けたりしがちです。


 でも、前述のような参加者の欲求を満たすためには、まずは相手を認めること、ポジティブに
 捉えることが、必須要件です。

 少し前に、ケビン・D・ワン氏の「ニワトリを殺すな」という本も話題になりましたが、
 ポジティブな雰囲気を作り出すために、「ニワトリを殺すな」のような合言葉を共有したり、
 「第一声は必ず肯定的な言葉を発しよう」など、予めルールを設定しておくことも、ときに
 は必要だと思います。


3)お互いを肯定的に認め、前向きな議論に展開できること

 そして最後は、その場で出た各々の意見をもとに、建設的な議論を行っていくということです。

 今、誰がどのような悩みを抱えているのか、何を問題として捉えているのか・・・。

 その中には、誤解や本人の問題もあるとは思います。

 でも、それらを無視してしまったり、頭から否定してしまったりするのではなく、そのような
 問題意識を持っている人がいるという事実は事実として受け止めることが大切だと思います。

 その上で、組織をどう運営していけばよいのか、という前向きな議論を行うことが重要なのです。


 このようにして、各人の意見や悩みを踏まえた議論がなされて初めて、「自分も仲間として
見てもらえている」という実感が持てるのだと思います。



★大切なのは段取りとルール★

 価値観共有ミーティングとか、ビジョン・ワークショップなどを実施する企業が増えている
 と聞きます。(私たちも、そのような場の必要性を説き、場の設計などもお手伝いしています)


 でも、ここで忘れてはいけないのが、そのような「場」さえ設ければ良いということではありません。

 参加者たちが、自分自身に素直になり、お互いをオープンにさらけ出しながら、前向きな議論を
 行う場作り、雰囲気作りをいかに行うか、が大切なのだと思います。


 そのためには、実は、入念な段取り(アジェンダ)の設計と、最低限のルール設定が、とても
 重要だと思っています。



 会議を上手に進める、研修の効果を高めるということは、今も昔も、多くの会社で大きな課題
 となっていることと思います。

 今回のコラムが、その解決策の一つのヒントになれば・・・、と思います。



今週のささやき

 今回お話したテーマ・・・会議や研修での場作りというのは、私たちも、毎回毎回、かなり頭を
 使うところです。

 事前準備だけでなく、実際の運営の際にも、かなり気を遣います。


 もし、このような場作り、職場での「対話」の必要性について、具体的な悩みなどをお持ちの
 方は、どんなことでも、ご意見・ご相談などお寄せください。

 私たちの経験から、何かお役に立てる情報をご提供できるかもしれません。(こちらまで


                                          (今週の文責:藤島)
スポンサーサイト

テーマ:仕事の現場 - ジャンル:ビジネス

【2007/03/26 23:12】 | ■魅力ある会社を目指して | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<愛とソロバン | ホーム | 真に理解するために>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://consultant2.blog68.fc2.com/tb.php/42-83b22128
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。