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真に理解するために
★アタマでの理解と、お腹に落ちた理解★
 
 私たちは、日々たくさんの情報に接していますが、目にしたり、耳にしたものを本当に
 理解していると言えるでしょうか?

 最近、表面的な理解(アタマでの理解)と、真の理解(お腹に落ちた理解)とは違うと
 いうことを実感しました。
 アタマではわかったつもりになっていたことと、「ああ、なるほど。こういうことだっ
 たんだ。」と合点がいくこととは、理解の深さが全く違うということを、身をもって感じ
 たのです。

 今日は、そのお話をしたいと思います。

 
 最近、会社でマーケティング関係のミーティングをすることが多くなりました。 

 その中で、トップからは、「これからの方針」として大きな二つのテーマを示されてい
 ました。
 なぜ、そのテーマとなるのかも、何度も説明されていて、私としては、アタマでは
 理解したつもりになっていました。

 ただ、そのテーマの重要性は理解できたのですが、なぜ、その二つでなくてはいけない
 のか、なぜ、他のテーマではないのかは、正直に言ってよくわかっていなかったように
 思います。 

 先日も、それに関連して長いミーティングがあり、さまざまな議論が展開されていました。
 ところが、そのミーティングに参加している内に、ふとしたことから、自分たちの仕事
 を取り巻く環境やさまざまな事象とつながって、なぜこの二つなのか・・ということに
 合点が行ったのです。
 「ああ、そんなんだ。」と心底思えたのでした。


 この様に、さまざまな情報や、いろいろな場面で経験したこと・考えたことが、突然つな
 がって、「ああ、なるほど。そうなんだ。」と思うことが、私には時々あります。

 あなたも、そのようなご経験があるのではないでしょうか?



★情報の感度と蓄積★

 表面的な理解で留まると、何をすべきか、どのようにすべきかの判断がぶれたり、取り
 組みに対する本気度が甘くなったりしてしまいます。

 それでは、このような表面的な理解を、真の理解へと深めるには、何が決め手となって
 いるのでしょうか?


 最初に、理解しようとする立場から考えてみたいと思います。

 もちろん、とことん考え続けるということは言うまでもありません。
 それに加えて必要なのは、「情報に対する感度と蓄積」、「あふれかえる情報から、関連
 する情報を感度良く収集すること」ではないでしょうか。


 まず、自分が関わっている事柄や知りたいテーマが常に念頭にあると、それに関連が
 ある情報に対して、感度が高くなります。

 たとえば、今話題の、「製造現場での技能伝承」にあなたが取り組んいるとしましょう。

 あなたは、新聞や業界誌を読んでいても、同業他社での取り組み状況についての記事に
 目が行くことでしょう。
 また、直接同じテーマでなくても、高齢者の雇用延長のニュースや他業界の多能工化に
 ついての周辺領域に関する情報に対しても、目がとまるかもしれません。
 さらに、より広範な視点を持って、経済動向、業界の景気見通し、若年層の雇用状況など
 にも感度が高くなるかもしれません。

 このように、関連情報に対する感度を高め、情報を蓄積していくことによって、対象と
 なるテーマと、それを取り巻く状況がつながって、深い理解になっていくのではないで
 しょうか。

 
 私たちは、日々、あふれかえる情報の中で暮らしています。
 下手をすれば、情報に溺れてしまい、十分に活用することができなくなりかねません。

 自分が関わっているテーマや、関心のあるテーマをいくつか持って、常に考えることに
 よって、意味ある情報を抽出して、整理・蓄積するための棚や引き出しが自分の中にで
 きるのだと思うのです。
  


★コミュニケーションの頻度と具体性★

 次に、自分の伝えることを理解してもらおうとする立場から考えてみたいと思います。

 これは、上で述べた「情報の蓄積」と表裏一体になるかもしれませんが、「コミュニ
 ケーションの頻度と具体性」ではないでしょうか。

 キャノンの御手洗会長も「コミュニケーションは回数だ」とおっしゃっているようですが、
 私も、まさにその通りだと思いました。


 同じ言葉、説明であっても、人によって理解の仕方は様々です。
 単に理解力の問題だけではなく、人によって聞こえ方や感じ方、見え方が違います。

 最初に述べた、私たちの会社のミーティングでも、何年にもわたって同じような議論を
 して、一緒に仕事をしてきたコンサルタント同士でも、随分、とらえ方が違うということを、
 改めて感じました。
 
 情報を発信する側がいかにわかりやすく、自分の思いや背景まで含めて伝えようとしても、
 受け手が本当の意味で理解するのには、思いのほか、時間がかかるものです。

 繰り返し繰り返し同じことを聞いて、折に触れて考えているうちに、いろいろなことが
 つながって、初めてお腹に落ちた理解に到達できるということが多いように思います。

 さもなければ、表面的な理解に留まってしまうのではないでしょうか。

 
 そこで、コミュニケーションには時間を惜しむことなく、あの手この手で伝えていくこと
 が重要です。

 その際、次の二つの点に気をつけると良いのではないかと思います。


 1.相手目線でのコミュニケーション

   人によって、ものごとのとらえ方や見え方が異なるので、伝えようとすることを
   相手の立場に立って考えてみることをお勧めします。

   特に自分の思いが強い場合は、それを伝える言葉にもこだわりが強いかもしれませんが、
   時として相手にとってはわかりにくいこともあります。

   伝えようとする事柄を、相手はどのような言葉を使って表現しそうかを考えて、
   時には、相手の言葉で表現してみることも必要なのではないでしょうか。 


 2.具体的なコミュニケーション

   いろいろな人に理解してもらうためには、抽象的なコミュニケーションではなくて、
   具体的な説明が必要です。

   先日、あるセミナーにパネラーとして参加した時に、
   「自分が伝えようとすることをメンバーが理解してくれない。議論を投げかけても、
   答えてくれないが、どうしたらよいか。」という質問をいただきました。

   詳しい状況がわからないので、言い切ることはできませんが、その方の状況説明が
   抽象的で、何を悩んでいらっしゃるのかが、ややわかりにくかったことから、コミュニ
   ケーションスタイルにも一つの原因があるのではないかと感じました。
   そこで、具体的なコミュニケーションを心がけるよう、アドバイスさせていただきました。


   抽象度が高い説明は、人によってとらえ方がますます多様になります。
   少しでも具体的な説明を補うことによって、とらえ方の誤差を減らすことができるの
   ではないでしょうか。




今週のささやき

 先日のミーティングになって、ようやく「お腹に落ちた理解ができた」のは、私の
 理解力のせいかもしれませんが、どのような理解力の持ち主であっても、深い理解に
 至ることは重要です。

 これまでも、さんざん考えて、結局は他の人が言っていたことと同じ結論に至ったり
 したことも多々ありました。

 でも、人から言われて「アタマで理解」しているだけではなく、考えに考えて「お腹に落ちた
 考え」になって初めて、自分の財産(知識・知恵)となったような気がしています。

 「ああ、そんなんだ。」といろいろなことがつながって、納得感が高まる時は、ちょっと
 した快感です。

 これからも、愚直に「真の理解」を求めていきたいと思っています。

                                      (今週の文責:曽根岡)

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【2007/03/16 12:28】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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