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【多様性の中の同一性】
●時代の流れは「ダイバシティ・マネジメント」

 最近は、毎日必ずどこかで、「ダイバシティ・マネジメント」という言葉を目にするように
なりました。


 その意味するところは、「グローバル化や少子高齢化の流れに対応すべく、 多様な人材や
多様な価値観を受け入れて、新たな競争力を作っていきましょう」ということだと私は理解し
ています。

 更に言えば、「これからは多様化の時代なのだから、とにかくこれまでの伝統的な考え方や
価値観にこだわらず、いろんな考え方を受け入れられるようになりましょう」ということだと
思います。


 その中で、おそらく今、最もホットなテーマの一つが、「女性」でしょう。

 優秀な女性の採用とリテンションのために、育児支援制度を充実させ始めた企業も多く、
先日も大きく新聞で取り挙げられていましたね。
 やはり、育児支援が充実している会社には、優秀な女性が応募し、入社する確立が高いとい
うのは事実のようです。

 企業としては、「今までのように、フルタイムで、私生活も犠牲にして働かなくてもいいの
ですよ。ウチの会社は、女性にも寛大な会社なのですよ」というメッセージを、この育児支援
制度に精一杯込めているのだと思います。


 これまで、会社の福利厚生にあまり恩恵を被ってきた記憶のない私からすると、本当に羨ま
しい限りです。

 日々、家事と仕事の乱立状態の中で頭を悩ませている主婦の立場から見ても、働く時間や
スタイルにこだわらず、「多様性」を認めてくれる会社というのは、とても魅力的に見えます。



 でも・・・。

 女性活用に限らず、多様化の流れに対応しようと、性急な価値観の転換を図ろうとする様々
な動きを見ていると、「本当に大丈夫?」と思ってしまう自分がいます。


 もちろん、世の中の流れや社員のニーズに合わせて、会社の仕組みや制度を修正・改訂・変革
していくことは、とても大切だと思います。

 ただ、ここで改めて、「多様化してはいけないもの」はないのか・・・?と、
自問自答しておく必要があるのではないかと思うのです。



●多様性の時代だからこその同一性
 
 働く個人の立場から見ると、様々な就労形態や「働く」ということに対する様々な価値観を
受け入れてくれる会社は、とても魅力的です。

 一方、本当にバラバラの考え方を持った個人の集合体は、この変化の激しい時代、どのよう
にして競争力を維持・強化していけば良いのでしょうか?


 「自分はあまり仕事を大事だと思わないので、もう帰ります」

 「あなたがそう考えるなら、それはそれでいいけど、私はそう思わない。まあ、多様化の
  時代だから、お互いが同じ考えでいる必要もないけどね・・・」

 そんな会話が、オフィスのあちこちでなされていたら、どうでしょう?

 組織の構成員一人ひとりが、糸の切れたタコのようです。


 そこで大事なのはやはり、組織、企業としての「同一性」だと私は思うのです。

 この会社は何のために存在しているのか、自分たちの組織は、何を実現したくて活動して
いるのか。
 そんな、会社として、組織としての「本質」を、今改めて、見直してみることが大切だと
思います。

 「多様性の時代」とは言っても、全てをオープンに受け入れる必要はないと、私は思います。


 心の底では同じものを持ったプロフェッショナルが、表面的な型やスタイルでは多様に動く。
それが、私たちが目指すべき、本当の多様化なのではないかと思います。


 繰り返しになりますが、多様な人材を受け入れるために、会社の仕組みや制度を修正していく
ことは、とても大切だと思います。

 でも、それだけではなく、そのような人材マネジメントを通して、自分たちは何を実現して
いきたいのか、何を大切にしていきたいのか、ということを改めて明確にし、強調していくこ
とが、同時に必要だと思います。

 
●鋼の玉を真綿でくるむ

 私が青春時代の6年間を過ごした女子校では、「鋼の玉を真綿でくるんだような女性になりな
さい」と、いつも教わってきました。

 これは、表面的には優しく柔軟で、包容力がありながらも、心の中にはしっかりとした芯を
持ち、人として強く生きていきましょう、ということです。


 今改めてこの言葉を思い返してみて、まさに会社や組織も、こうあるべきなのではないかと
思います。


 「鋼の玉を真綿でくるんだようなマネジメント」


 会社や組織として譲れない、価値観の根幹を成す部分は絶対に譲らない。
 でも一方で、自分たちの存在の本質には関わらない、枝葉末節の部分はどんどん譲り、多様化
していく・・・そんな、メリハリのあるマネジメントが、これからは、とっても大事になって
くるのではないかと思います。


今週のささやき

今回お話したテーマは、今自分がいろんな会社と仕事をさせてもらうようになって、改めて
実感していることでもあります。

 いくら、「うちの会社は自由ですよ。誰でも受け入れますから来て下さい」と言われても、
その会社自体の価値観というか、組織としての「人間性」のような部分に惹かれなければ、自分
の力を出し切ることは難しいな、と感じています。


 何が本質で、何が枝葉末節なのか。
 日々の活動の中で、瞬時に判断することが難しいケースもあるかもしれませんが、私自身に
ついても、「鋼の玉を真綿でくるんだ自分マネジメント」を意識していけたら・・・と思っています。


 似たような話を、先日、もう少しこってりと書いてLetterにしてみました。
 もしよろしければ、そちらもご覧ください・・・。⇒ Letterはコチラ

                                      (今週の文責:藤島) 
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【2006/06/22 09:40】 | ■魅力ある会社を目指して | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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