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マネジメントにおける「最適解」と「絶対解」
★講師に学んだマネジメント★


今週末は丸2日間、研修やセミナーにたっぷり参加をしてきました(受講生として)。


講義・講演の内容はもちろん、職業柄、講師の方の講義の展開のさせ方、セッションの
運営方法などにも自然と目が行ってしまうのですが、そこでとても良い勉強をさせて
いただきました。


私が一番印象に残ったのは、講師の方が、受講者の特性を本当にじっくり理解し、一人ひとりの
キャラクターに合わせて講義を進行させていたことでした。


 ・ムードメーカーとしての役割が期待できそうな人には、盛り上げたいときに発言を求める

 ・みんなのお手本になりそうな人には、場を引き締めたいときに登場してもらう

 ・緊張や人見知り傾向がある人には、あまり人前での発言を強要しないようにする・・・


事前の情報収集だけでなく、その場でのやりとりも含め、様々な情報から各自のキャラクター
を見抜いていく、さすがだなー、と感心していました。


・・・と、受講生の立場で様々な気づきを得ながら、ふと、これはマネジメントの基本にも
つながるなー、と感じたのです。



★マネジメントで大切なのは「最適解」★

先ほどの講師の方と同じように、一人ひとりの個性を見て、一人ひとりに合わせた接し方や
サポートの仕方を変えるというのは、マネジメントの基本の一つでもあります。


研修などでもよくお話しをさせていただいていますが、たとえば、

 ・一つひとつの作業にまで具体的に入り込み、嫌がっても無理やりでもとにかくやらせる

 ・今の悩みや状況を詳しく聞き、その事情を理解したうえで、優しく動機付ける

 ・リソース(ヒト・モノ・カネ)と方向性だけ提示し、まずは好きなようにやらせてみる・・・

など、マネジメントのスタイルは様々で、これらの中には、絶対的な正解というものはありません。


組織内のメンバーは、それぞれ性格も違えば、育ちのフェーズも違います。


そのような状況の中では、画一的なマネジメントスタイルを貫くだけでは不十分なことが多く、
組織や部下の状態・状況に応じて、巧みにスタイルを変えていくことが求められます。


つまり、組織をマネージしていく上では、唯一無二の正解を求めるのでなく、その場その場での
「最適解」を見つけていくことが、とても大切なのです。



★マネジメントに外せない「絶対解」★

でも一方で、どのようなスタイルのマネジメントを行うにしても、必ず押さえておかなくては
いけない重要ポイント、つまり、「最適解」に対して「絶対解」とでも言うべきことがあります。

そのキーワードは「認知」です。


先ほどの研修の例でも、ムードメーカーとして頻繁に発言を求める(イジる)キャラクターの
受講者もいれば、少しそっとしておいた方がよい受講者もいます。

でも講師は、どちらの受講者にも等しくその存在を「認知」してあげる必要はあります。


人は常に、自分自身の存在意義・存在価値に敏感だといわれています。

最近の家庭内の虐待などの問題でも、ネグレクト(無視)による虐待が、子供に与える精神的
ダメージは非常に大きいといいます。



また、最近は職場で心身の健康を害する人が増えており、その一番の要因は、「働きすぎ」だと
言われることが多いようですが、たとえハードワークといえる労働時間であっても、仕事の中身に
よって、心身の健康を害する確率は変わってきます。

そのキーワードが、「存在意義・存在価値」なのです。


同じ時間働いていても、自分自身の存在価値を感じながら仕事をする場合と、存在意義を感じない、
又は自分のアイデンティティとかけ離れた仕事をする場合とでは、後者のほうが、圧倒的に心身の
バランスを崩す危険性が高いのです。



普段からおとなしく、自己主張の少ないメンバーであっても、自分自身の存在意義・存在価値に
敏感でない人はいないと考えてよいと思います。

そして、そんな欲求に応えてあげるために、マネジメントに必要なのは、まず、その存在を
しっかり認知すること、そして、認知していることをしっかり本人に示すことなのです。



目立つ人/控えめな人、仕事ができる人/「そこそこ」の人、仕事に一生懸命な人/
プライベートが大事な人・・・

それぞれの特性に応じて、マネジメントの仕方や接し方は様々に変えていくことが必要です。


でも、どんなメンバーでも、マネージャーからは等しくその存在が見えていることを明示する
ことはとても大事なことです。

個々人の存在価値を認めていることを示すことが、各自のコミットメントややる気を引き出す上では、
とても重要なことなのです。



一受講者として、様々な講義を受けてみて、こんなことを改めて実感した週末でした・・・。



今週のささやき

 マネージャーとして大切なのは「認知」。

 先日お話しを伺ったある方も、同じようなお話をされていました。
 (その方は、「承認」という言葉を使っていました。そのお話は、
 こちらに掲載しています)


 普段から一緒に働いている人に対して、改めて認知・承認の意思表示をするのは、なかなか
 難しいことではありますが、私自身も、少しずつでも、その表明をしていきたい、と思って
 います。


 (そんな私の気持ちは、こちらにも書きました。よろしければご覧ください。)

                                           (今週の文責:藤島)

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テーマ:経営 - ジャンル:ビジネス

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