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自分のキャリアプランを見直す
★これからのキャリアプランの考え方★
 
 前回のホワイトカラー・エグゼンプションでもお話しましたが、今や、新しい時代に
 ふさわしい新しい働き方が議論されるようになりました。

 一人ひとりのワークスタイルや仕事に対する価値観に従った働き方が可能となりつつ
 あります。
 

 アメリカやヨーロッパでは、この多様な働き方は日本よりもずっと進んでいるといい
 ます。

 たとえば、イギリスの通信会社では、仕事の質と量、働く場所と時間などを自由にデザ
 インできる制度が整っていて、社員の7割が何らかの制度を利用しているそうです。

 人材マネジメント面では、日本は欧米に10~20年ほど遅れていると言われています。

 しかし、あなたもお気づきのように、日本も一歩一歩、多様な働き方に向けて変化しつつ
 あるのです。


 
 このように「環境の変化が激しいのに、中長期でのキャリアプランを立てるのは不可能」
 という議論もあります。

 しかし、変化が激しいからこそ、私たちは自分の働き方についても選択を迫られること
 が増えてきます。

 物事を決断するときには、そもそもの判断軸があるとその決断がブレずに済みます。

 そこで、これからのキャリアプランは、
 仔細に具体的な計画を立てるのではなくて、

 1.そもそもの仕事に対する価値観やスタンスを明らかにしておく

 2.その上で、当面の仕事と働き方を決めていく   
   特に、そもそもの仕事に対する価値観や全体キャリアから見て、今の仕事や働き方が
   望ましくない/困難な場合は、仕事や環境を変えるべく、自らが動き、周囲にも働き
   かける

 といった全体プランと当面の状況デザインを組み合わせていくことが有効だと、私は考え
 ています。
   



★そもそもの仕事に対する価値観★

 あなたは、自分の人生の中で、どのように仕事を位置づけていますか?

 
 以前の日本では、「男は仕事、女は家庭」が当然のように考えられ、多くの男性は仕事
 人間であることが当たり前とされてきました。

 「自分は仕事よりも家庭が大事」などと言おうものなら、それだけで変人扱いされたり、
 駄目な社員というレッテルを貼られかねない状況でした。

 また、仕事で活躍している数少ない女性は、独身を通したり、結婚していても子供をあき
 らめたり、子供がいても両親や周囲の絶大な協力を得て、猛烈に頑張っている人が大多数
 でした。

 つまり、女性も男性と同じように、「仕事第一」で働ける人のみが、活躍の機会を得ること
 ができたのです。

 このような状況を、私たちは「同一化のマネジメント」と呼んでいます。
 
 つまり、日本企業の中核を構成しているのは、「日本人・男性・正社員・新卒」であり、
 それ以外の人が活躍するには、この人たちに同一化して働けることが求められたのです。



 さて、今はどうでしょうか?

 もちろん、これまでと同じように、仕事を中心に人生を考えていきたいと思っている人は
 多いことと思います。

 また、男女を問わず、仕事も家庭や育児も同じように大事にしていきたいという人もたく
 さんいます。

 一方、仕事は生活に困らない程度に留め、好きなことをできる時間を確保していきたいと
 いう人も増えてきました。

 私の知り合いでは、「仕事には至らないけれど、グルメ・ライターとして好きな取材や
 原稿作成を続けていきたい。仕事は、そのための手段に過ぎないので、派遣という働き
 方をしている」という人もいます。
 
 このように、仕事に対する価値観やスタンスが多様になってきた中で、企業も、この
 人たちが多様なままで働ける方向を模索し始めました。
 
 

 そこで、まずは自分の仕事に対する価値観、自分の人生における仕事の位置づけを明らか
 にしておきましょう。

 その時、従来の常識や、今の会社のあり方にとらわれて考える必要はありません。
  
 目先の状況ではなくて、そもそも自分にとって仕事をするというのはどういうことなの
 か、今の時点では、将来どのようになりたいと思うのかを、自分に問いただしてみま
 しょう。

 そもそもの仕事に対する価値観が、従来の常識やこれまでのあり方にとらわれていないか
 を確認し、もし、とらわれているようなら、そこから解き放って、自分の本当の気持ちや想いを掘り起こしてみましょう。


★今、どのように働くか★ 

 次に、今の自分の仕事や働き方が、自分の仕事に関する価値観や全体キャリアにおいて、
 どのような位置づけにあるかを確認しましょう。

 もちろん、今の仕事や働き方が、自分の仕事に関する価値観に一致していれば、それに
 越したことはありません。

 必ずしも完全に一致していなくても、まずは、今の仕事をすることによって、自分は何を
 得て、どのように先につなげていきたいかを再確認して、意識することが大事だと思い
 ます。



 一方、不幸にして今の仕事に、自分の価値観や全体キャリアにおける意味合いを見つけ
 られない時や、プライベートの環境などから今の働き方が困難になったときには、今の
 仕事を見直す必要があります。

 その時は、

 - まず自分がどうしたいのか
 - 今の状況で何を優先すべきと考えているのか
 - それは全体のキャリア観の中で、どのような位置づけとなるのか


 を、自分自身で明確にしておきましょう。

 その上で、周囲に相談したり、アドバイスをもらったり、協力を求めることによって、
 自分だけでは実現できなかった働き方も可能になってくるのではないでしょうか。


 私の個人的な経験になってしまいますが、私も長男を出産した時に、仕事を続けるか、
 辞めるかの決断が必要になった時があります。

 当時は、最初に述べた「同一性のマネジメント」の時代だったので、選択肢もあまりなく、
 周囲に相談することもないまま、とりあえず退職することを決めました。

 自分としては、「出産・育児の間、一時的に充電して、また仕事をすれば良い」くらいに
 考えていましたが、後から考えると知らないことがあまりにもたくさんありました。

 たとえば、育児が想像以上に大変で、また自分の子供という存在は、予想以上に大切で
 あったこと、そのような中で「充電」など思うようにはできなかったこと、専業主婦と
 して過ごす時間が長くなると、再就職はとても難しかったこと・・など。

 周囲からアドバイスを得て、正しい理解のうえで、自分がどうしたいかを、意図をもって
 考えるべきでした。


 今であれば、なおさらのこと、従来の状況ありきで考え、仕事を諦める必要もありま
 せん。

 将来も、仕事を追及していきたいのであれば、働く場所や時間を調節したり、役割や責任
 の軽減(もちろん給与の調整も伴いますが)を交渉することも可能かもしれません。
 
 同じ仕事を継続するのが難しければ、可能な働き方のできる仕事を外に探すこともでき
 ます。


 いずれにしても、自分の仕事に対する価値観に基づき、全体キャリアを仮設的に描いて、
 今の働き方をデザインしていくことが、今まで以上に重要になってきていると痛感して
 います。

 自分が明確に意思を持ち、発信すると、自ずから周囲の理解や協力が得られ、道が開けて 
 くるのではないでしょうか。
  
 
 
今週のささやき  

 私の個人的な仕事テーマは、「年齢に関わりなく、自分が働き続けることのできる環境を
 作ること」「わずかに生み出すことができるようになった価値を、何らかの形で社会に
 還元してくこと」にあります。

 今までは、偶然にも助けられ、何とかここまで仕事をしてきましたが、これからは自分
 で意図して、これらが可能な状況を作っていかなくてはならないと思っています。

 そう思いながら、実際には、今置かれている環境や、目の前の仕事で手一杯になって、
 ついつい流されるままに時間を使っています。

 そんな昨年に対する自戒の念を込めて、今回の原稿を書きました。。


                               (今週の文責:曽根岡)
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【2007/01/18 14:51】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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