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自らに実行を促す
  このブログでも時々触れてきたことですが、何かを成し遂げるには、成し遂げた
  いことや状況(目標)を明らかにし、実行のための具体的な計画(アクションプ
  ラン)をたてて、実行する・・という流れが必要です。

  このどれが欠けてもうまくいかないものです。
  今回はその中の「実行する」という部分について、考えていきたいと思います。


1. 宣言して自分を追い込む       

● あなたは、何かを成し遂げるときに、次のどの部分が得意でしょうか?
  あるいは、どの部分が難しいと感じているでしょうか?

   - 目標を立てる ・・・成し遂げたいことや状況を明らかにする
   - 具体的な計画を立てる
   - 実際に実行する

  私の場合、やりたいことや成し遂げたいことの妄想は次々に出てくるし、こんなふ
  うにやったら良いのだろうという方法論は描けるのですが、恥ずかしいことに、
  「実行するという意思が弱い」と自己分析しています。

  特に、組織や自分が成長するためにストレッチした目標を立てた時は、成し遂げる
  ために多くの困難に立ち向かわなくてはなりません。
  意思が強い人や禁欲的な人でない限り、なかなか実行は難しいものです。

  凡人である私は、個人的なテーマの場合は挫折してしまうことも実はしばしばある
  のですが、仕事や他の人と共同で取り組むようなテーマの場合は、そういう訳には
  いきません。

  そこで、私は自分の意思の弱さを、「宣言して自分を追い込む」という枷をかける
  ことによって補っています。 



● まず、「私は、いついつまでに、こういう事を実現したい」と宣言してしまいます。
  プレッシャーを高めるには、できるだけ多くの人や、絶対に信頼を失いたくないよ
  うな人に宣言すると良いでしょう。

  ひとたび宣言してしまうと、実行せずに終わった場合に信頼を損ないかねません。
  そこで、ビジネスパーソンとしては必死にならざるを得ないのです。
   

● 「宣言」するというのは、特別なことではありません。
  個人の目標は、仕事をともにする人や、周囲の人に宣言すれば十分です。
  また、私たちの日常の仕事の場面にしばしば「宣言」する機会があります。


● 例えば、私たちの仕事では、クライアントに対して、いつまでに何を提供するかを
  約束することが求められます。
  この約束が一つの「宣言」になります。

  相手が期待している時期やレベルで約束するのはもちろんのことです。
  しかし、たとえ自分が苦しい状況に追い込まれることがわかっていても、あえて相
  手の期待レベルよりも上回った約束をすると、仕事のスピードと質に対するプレッ
  シャーが高まります。
  
  実行が進まない原因の一つに、なかなか着手できずにいることがあります。
  しかし、プレッシャーが高まり、与えられた時間が限られている場合は、すぐに着
  手せざるを得ません。

  そして、質を高めるためにありとあらゆる手段を尽くし、たとえ徹夜が続いても期
  日までに約束したものを用意することになります。
  

● また、執行役員や事業責任者が事業計画のプレゼンを行うことをお勧めすることが
  よくあります。

  これは、関係者の間で、計画の背景や根拠の妥当性を議論して精度を上げるのと同
  時に、「宣言する場を設ける」という意味を持ちます。

  つまり、やり切ることを関係者の前で宣言してもらうことによって、本人が全力
  で走らざるをえない環境を作ることが狙いです。

  人づてに聞いた話で、少し以前のことになりますが、日産のカルロス・ゴーンは着
  任時に、執行役員クラスの一人ひとりと何を成し遂げるかを徹底的に議論し、必ず
  成し遂げることを宣言させたそうです。
  宣言する際には、直筆のサインを求めたと聞いています。
  
  何が起こっても必ずやり遂げると宣言し、一切の言い訳ができない状況を作った結
  果、着任初年度の業績は著しく改善され、世間の注目を集めるところとなりました。


● 控えめな人や謙虚な人は、やりもしないことを公言することを嫌うかもしれません。
  「不言実行」という言葉もあり、日本人の価値観からすると抵抗を感じる人もいる
  かもしれません。

  確かに、「有言不実行」になってしまえば、周囲の信頼を失ってしまいます。
  しかし、そうであるからこそ、「何があっても成し遂げなくてはならない」という
  プレッシャーが生まれるのです。

  経験的に言って、プレッシャーの高い場合や、短時間に集中して行った時の方が、
  結果として仕事の質も高くなることが多いようです。
  このようにプレッシャーのある状態を自らが作ることによって、個人の成長のスピ
  ードも高まるのではないでしょうか。



2. 楽しみに転換する         

● 「宣言して自分を追い込む」というのは、ややストイックな方法かも知れません。
  そこで、実行を促すためのもう一つの考え方/アプローチをご紹介したいと思いま
  す。


● 「良い目標」とは、どのような目標かを考えるときに、私は「成し遂げたときに、
  どんなに良いことが起きるかがイメージできる目標」とか、「達成することが、
  いかに魅力的であるかが、わかる目標」であると考えています。
  人によっては、「わくわく感のある目標」と呼んでいるようです。

  このような目標をもって、「大きな喜びや楽しみに近づくこと」自体を楽しみにし
  てしまうことができれば、強い意志を持って実行したり、自分を追い込むことによ
  って実行する必要はなくなります。


● スポーツやゲームで、勝つために努力するのは、果たして苦行でしょうか?
  宣言しないとできないことでしょうか?

  登山で頂上を目指して険しい山道を登るのは、なぜでしょうか?

  目標に到達した時の喜びが大きく、それを得るための過程をまた楽しんでいるから
  ではないでしょうか。
  人は「大きな喜びや楽しみに近づく」ために、さまざまなことに挑戦することに充
  実感を得ることができるのではないでしょうか。

  仕事や個人の成長の上でも、同様に考えることは可能です。
  「こうなりたい」「これを達成したい」と決めたら、そのための方法を模索して、
  実行しては修正を繰り返し、到達を目指すというプロセスを楽しんでしまいましょ
  う。


● 私にとってのコンサルティングという仕事は、先に述べたように「宣言する」と
  いう一面も持っていますが、実はこちらに近い感があります。

  クライアントにとって必要と思われることを察知して、それが役立つと確信しつつ
  提供すべきものを用意するのは、多少困難を伴っても充実しています。
  半ば「楽しみ」ながら、徹夜をしていることもあります。

  「クライアントが喜んでくれる」「クライアントの役に立つ」という大きな喜びが
  あるので、無理なく実行を楽しむことができるのです。


● 物事は考え方、とらえ方一つで、かなり違って見えてくるものです。
  できることなら、目標に向かって実行すること自体を楽しめることが望ましいでし
  ょう。
  その領域に届かない場合は、強い意志を持って実行するか、あるいは「宣言する」
  ことによって、自分に枷をかけるということから、初めてはいかがでしょうか。
  


今週のささやき 
                    
  今回は、自己反省も含めて、「実行」について考えてきました。

  メルマガも、読者の方々に「第1~第4月曜日の朝」とお約束(宣言)しているの
  で、毎回、必死に書いている感もあります。
  (早く、楽しめる領域に到達したいとは思っているのですが・・)

  実は、最近次男を見ていて、親子とは良く似たものだと感じさせられています。

  彼は、限界まで成績が下がったことに、最近ようやく危機感を抱いたようです。
  そして、自分なりにゴールイメージを定めたところまでは良かったのですが、現在、
  意志の弱さに苦しんでいます。
  
  とりあえず、私としては、「宣言する」よりも「楽しみにする」ことを勧めています。
  「ゲームで全クリ(クリア)するのと、同じに考えてみたら?」と提言しているの
  ですが、果たして正しいアドバイスになっているのか・・。
  いずれにしても、後は見守ることしかできません。

                            (今週の文責: 曽根岡) 
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【2006/11/20 12:30】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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