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本物の「専門性」とは?
●プロフェッショナルの第1要件=「専門性」


 このメルマガで、これまでも一貫してお話してきていることではありますが、これから
 の多様性の時代、私たち一人ひとりは、本当の意味で独立・自立したプロフェッショナル
 になっていく必要があります。


 中でもこれからは、前回の“経営人格”にも書いたように、「マインド・ココロ」の
 部分が大切になってくると、私は考えています。


 でもその大前提として、やはりプロとしての「専門性」がなければ、信頼される
 プロフェッショナルにはなり得ません。


 ということで今回は、これからのプロフェッショナルに求められる本物の「専門性」に
 ついて、お話したいと思います。



 プロフェッショナルの「専門性」というと、どのようなものを思い浮かべますか?

  ・誰も知らない、細かい知識までも全て知っている

  ・誰にも真似できない技術を持っている

  ・最新知識や事例を常にアップデートして持っている・・・


 やはり「専門家」というからには、こういう「誰も持っていない何か」を持っている
 ことは、とても大切だと思います。


 でも、「プロフェッショナル」という観点から見たとき、どうでしょう?


 周囲から信頼される「プロフェッショナル」になるためには、技術や知識を単に
 「持っている」だけでは十分ではないのではないかと思います。


●信頼できる「専門性」とは?


 私たちのように、人事まわりの仕事をしていると、しばしば法律関係の問題に直面
 することがあります。

 また、プライベートでも、役所への届出や申請など、様々なところで法律の影響を
 受けています。


 そこで、弁護士や社労士、役所の担当者の方など、様々な法律関係の仕事をしている
 人たちと接しますが、その際、対応してくださる人によって、随分「専門性」の
 あり方が違うことに気がつきます。



 たとえば、何か問題があったとき、「ここにこういう規定があるので・・・」と、
 すぐさま関連する条文などを見つけてきて、法律を正確に読み取り、文面に忠実に
 対応する方がいます。

 「こういうルール(決まり)なので・・・」という言葉が、そういう方からは頻繁に
 聞かれます。


 一方で、ルールをそのまま伝えるのでなく、そもそもその法律が制定された基本思想に
 立ち返り、自分なりの解釈も加えながら説明し、問題に個別に対応してくださる方も
 います。

 「この法律が制定されたそもそもの目的は○○という権利を保護するためなので、
  その点から考えると・・・」

 などと、そもそもの目的や思想まで立ち返って説明をしてくれ(あるいは、そのような
 考え方のもとで仕事をしていて)、決して「ルールなので・・・」という画一的な言葉
 で対応はしません。



 どちらが信頼できますか?

 あるいは、どちらの人と仕事をしたいと思いますか?



●大切なのは「常に説明ができること」


 今のお話で、私が何を言いたかったかというと、プロフェッショナルの「専門性」とは、
 相手から信頼され、「この人の言うことなら聞きたい」と思われるものでないといけない
 ということです。


 そのためには、ルールはルール、常識は常識と表面的に捉えて、「いつものやり方」、
 「いつもの考え方」を押し付けてはいけないのです。



 私たちがコンサルティングの仕事をするときも、必ず、今のクライアントの現状を正しく
 捉えた上で、そこにある課題を解決するためには・・・という発想で、個別に解を
 考えています。


 「人事制度とはこういうものだ」「どんなときでもこのやり方が正しい」と、一方的に
 画一的なやり方を提案しても、クライアントの立場からしたら、まったく納得できません。


 ですから私たちは、人材マネジメントの根本的な考え方から個々の人事制度の意味合い
 や狙い、各種の事例などを体系立てて頭の中に整理しておき、いつでもわかりやすく
 説明できるようにしています。

 そして、個別の課題に対して最適な解を、その都度組み立てるようにしています。



 プロフェッショナルの「専門性」とは、こういうものではないかと、私は思っています。


 単に専門的な知識やスキルを沢山持っているだけでなく、アウトプットや提案など、
 自分が提供するものに対して、いつでも納得感のある「説明ができること」が大切だ
 と思います。

 そしてそのためには、表面的な「知識」や「やり方」を覚えていくだけでなく、その背景
 にある思想や根拠まで、しっかり自分のものにしていくことが必要となります。


 つまり、自分の専門分野に対する自分なりの「思想」や「仕事観」を持つことが大切だ
 ということです。



●自分なりの「仕事観」を作り上げる


 自分なりの「仕事観」を作り上げる・・・

 これは、とても難しくて時間のかかることだと思います。もちろん、新卒一年目で、
 全く仕事のいろはも知らない人たちに求めても、なかなかできることではありません。


 でも一方で、「仕事観」を早く作るために、新卒一年目の第一日目から心掛けるべき
 ことがあります。(もちろん、新卒ではなくても、いつになっても大切なことです)
 

 それは、いつ、どんな仕事でも、それを漫然と遂行するのでなく、一つ一つの業務や
 成果物について、いつもその背景にある思想や理由、根拠や目的などを、自分なりに
 考えていくクセをつけることです。


 それを繰り返していると、いつの間にか自分なりの「仕事観」というものができあがって
 きます。

 そして、その積み重ねによって、自分が関わる仕事の全てに自分なりの「仕事観」が出来
 上がり、自分なりに仕事を体系化することができたとき、やっと「プロの専門性」が身に
 着いたことになります。


 また同時に、そのとき初めて、本物のプロフェッショナルとして周囲からも認知される
 のだと思います。



 自分なりの「仕事観」を持っていること・・・それが、プロとしての本物の「専門性」
 なのではないかと思います。



今週のささやき

 自分なりの思想や仕事観に裏付けられた「専門性」を持つこと。

 これは本当に大切ですし、私自身も、これがあるからこそ、日々年上の方々とも何とか
 対等(?)に仕事をしていけているのだと実感しています。


 でも一方で、これからも気をつけないといけないな、と思うのが、自分なりの思想や
 仕事観に「完成形」というものはなく、常に進化させていかなくてはならない、
 ということです。

 プロフェッショナルの専門性とは、出来上がったら終わり、という類のものではなく、
 常にその先を目指して進化させるべきものなのだと思います。


 変化の早い時代だからこそ、それがますます大事になってくると思います。
 きりがないですね・・・。

  
                                (今週の文責:藤島)


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