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“経営人格”を育てる
●女性の憧れる働き方

 最近、働く女性の方とたくさんお話をする機会があるのですが、その中の多くの人が、

 「私も藤島さんみたいな働き方に憧れています」

 という言葉をかけてくださいます。


 ちなみに、私は今、ワトソンワイアットと比較的強い結びつきを保ちながら、
 フリーランスで、自分の好きな活動もさせていただいています。


 女性の場合、古くから「資格信奉」が強かったように、何か手に職をつけて、いつかは
 自分で仕事ができるようになりたい、と考える人が多いようです。
 (実はそれほど自由でもないのですが・・・)


 結婚・出産をしても働き続けたいと考える人が増えた今、その志向性は、ますます強く
 なってきてるのではないかと思います。



 また、いまや男性についても同じです。

 ネットが発達し、個人でもそこそこの収入を得られる場が増え、会社法が改正されて
 会社の設立さえハードルが低くなった今、「自分は一つの会社にとどまって、燻って
 いていいのか」という悩みを持つ人が増えています。


 このような状況の中、これまでのように、会社が社員のキャリアパスを用意し、個人が
 それに従ってくれることは、ほとんど期待できなくなってきています。



●会社と個人の新たな「Win-Win関係」

 会社と個人の関係が変わりつつある中で、今、会社と社員のWin-Win関係のあり方も
 変わってきています。

 これまでは、会社は社員に、組織の一構成員としてしっかり役割を果たすことを期待し、
 社員は、自分の役割を果たしたら、その分給与や昇進で報いてもらうことを期待して
 きました。

 その双方を満たすことが、会社と社員のWin-Win関係だったのです。


 でも、上でお話したように、個人のキャリア・オプションは多様化しています。
 給与や昇進だけでは、個人にとってそれほど大きな魅力付けにはなりません。

 今後は、さらに高度な進化を生み出す関係にならなければ、真のWin-Win関係とは
 言えなくなってくるのです。


 つまり、会社は個人に、独立・自立したプロとして、会社や事業を進化させるための
 経営パートナー、ビジネスパートナーとしての貢献を求めます。

 また、個人は会社に、自分のアイディアや実力を世の中で最大限開花させるための基盤に
 なってもらいたいと考えます。
(Googleの組織運営などは、まさにこれが実現されているのかもしれません)


 お互いが対等なパートナーとして、良い意味で利用し、利用される関係をつくることで、
 相互に進化するスパイラルを作り出すことが、これからは求められてくるのです。


 この双方向の貢献が実現できて初めて、真のWin-Win関係と言えるし、このような関係が
 できなくては、真の多様化には対応できない時代なのです。



●多様化の時代に大切な“経営人格”

 上記のような、真のWin-Win関係を築いていく上で、とても大切なキーワードが、
 “経営人格”です。


 社員が自分らしい働き方や会社との新しい関係のあり方を見出したとき、ほとんどの
 ケースでは、会社はそれを受け入れざるを得ません。

 受け入れた上で、会社は、その個人との間で進化のスパイラルを作り上げる関係を築く
 べく、柔軟に対応することが求められます。


 でも、そこで社員が「社員でなくなる」決断をし、会社がそれを受け入れたとしても、
 それでも会社としては、個人に最低限守ってもらいたいモラルやルール、行動などが
 あるはずです。


 以前、多様化の時代には「本質」を重視することが大切だというお話をしましたが、
 その前提として、やはり、経営者として「最低限やってほしいこと」あるいは、
 「絶対にやってほしくないこと」があると思うのです。


 それを理解し、それぞれの個人が節度を持って行動できるかどうかが、組織の規律を
 維持する上で、とても重要だと思います。

 そして、それを理解できるかどうかは、個人の中に、どれだけ“経営人格”が形成されて
 いるかに大きく左右されるのです。



●“経営人格”とは?

 “経営人格”とは、二つの要素で構成されます。

 一つは、以前お話した「バランス感覚」に代表される、経営視点でものごとを捉え、
 戦略的に物事を考えるといった、思考のスキル・ノウハウ・・・いわゆる「左脳系」です。


 もう一つの要素は、あまりロジカルには説明できない、人としての経営者の心情・感情、
 いわゆる経営者のココロ・・・「右脳系」です。



 前者の「思考ノウハウ・スキル」は、比較的理解しやすく、社外の研修やMBA関係の書籍
 などで、普遍的に学習が可能です。

 でもとても大切で、これがないと、会社が、経営パートナー・ビジネスパートナーとして
 自分に何を期待しているのかを、経営視点で考えることはできません。



 でもそれよりも難しく、それよりも大切なのは、「経営者のココロ」の理解だと思います。

 ビジネスを成長させることも大切ですが、経営者としては、もっとソフトで複雑難解な
 もの=組織をどうやってうまくマネージしていくかに、より心を砕いています。


 経営者とはいえ、ヒトです。また、組織を構成する一人ひとりも、同じヒトです。

 多様性の時代を生きる個人には、組織やヒトの繊細さに常に気を遣いつつ、経営者の
 立場に立って、個人に「期待している言動」と、逆に、「絶対にやってほしくない
 こと」を正しく理解し、行動することが求められるのです。


 たとえば、雇用形態や契約形態の如何に関わらず、ずっと「仲間」関係を保つために、
 後進の育成や社内業務に協力するということは、経営者として「期待している行動」
 の一つでしょう。


 一方で、いくら多様化の時代だからといって、現存の社員にむやみに独立を勧めたり、
 チームワークを崩したりするような行動は、「絶対にやってほしくないこと」だと
 思います。



 何は良くて、何は良くないのか、を、経営者の気持ちになって判断できることが、
 これからの人材にはとても重要になってくるのです。



●“経営人格”の育成方法

 “経営人格”を育てる方法は、実に沢山あります。

 この育成方法についても触れると話が長くなってしまうので、別の機会にまわしたい
 と思います。


 ただ一ついえるのは、ココロの育成を行う上では、研修などを受けさせて知識を
 詰め込むより、自ら経営の疑似体験をしてみたり、実際に経営者との接点を増やして
 いくことが、とても効果的です。


 そしてそれよりも何よりも、マネージャー自身が“経営人格”を身につけ、自ら経営視点
 と経営者のココロを持って、常日頃から部下に接することが、とても大切だと思います。



 今週のささやき                        

 今回は、今私が考えている、今後の人材マネジメントの一つのキーワードについて、
 簡単にまとめて書いてみました。

 抽象的だったので、少しわかりにくい部分もあったかもしれません。どうもすみません。


 今回お話したようなことを、もう少しこってり、みっちり膨らまて、レポートにしよう
 と思っています。

 少し時間がかかると思いますが、完成したらまたご連絡します。

 私の想いのたっぷり詰まった論文になると思いますので、ぜひ読んでくださいね!


                                    (今週の文責:藤島)

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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

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