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絶えず思考し続ける
 前回の「個人の進化・成長に向けて」で、藤島が「自分の中のバランス」について語って
 いました。
 

 そこで今回は、いろいろなバランスのうちの一つ、「自ら思考し続ける」こ との重要さ
 と、同時に「客観性を保つ」こととのバランスについて考えていきます。


1. インターネット時代における思考停止
   ・・・編集作業に留まらず、自ら思考することを意識する   


● インターネットが普及して、必要な情報が容易に得られる時代になりました。
  インターンの学生の仕事ぶりや、息子たちがレポートや読書感想文を書く方法を見てい
  ると、随分時代が変わったものだと感じさせられます。
  
  彼らは必要な情報をあっという間に集めて、それを取捨選択し、レポートや感想文に仕
  上げていきます。
  そのスピードと編集能力は大したものです。

● 私たちが若いころとは環境が異なり、インターネットを自在に活用して、高い生産性を
  持って仕事をこなしていくことが、今や常識になりつつあります。

  過去においては、情報収集に多くの時間がかかり、それだけでも一つの価値とされてい
  ました。
  しかし、今や効率よく情報を収集して、高い付加価値を生むことに時間を使うことが可
  能となり、質の高い仕事が求められるようになりました。

● そこで、従来以上に意識しなくてはならないのは、単なる編集作業に留まらず、常に
  「自分で考える」ことです。
  
  ともすれば、編集作業だけでも、見た目はそれなりに立派なレポートや報告書を作成す
  ることもできてしまいます。
  しかし、それに甘んじることなく、得られた情報をもとに、徹底的に物ごとを深堀し、
  自分なりの想いや考えを追求する姿勢を持てるか否かによって、アウトプットの質も、
  自分の実力や成長の可能性も大きく変わってきます。

● 特に、息子たちをみていると、編集作業で作成したレポートでも、それなりの評価を得
  てしまい、間違った成功体験を積んでしまうことも多いようです。
  
  ある程度の仕事経験がある私たちは、自分自身が今の仕事環境を最大に活用できるよう
  になると同時に、まずは「自らが思考する」ことを実践し続けていきたいものです。

  その上で、インターネットとともに育ってきた世代の思考法を認めつつ、同時に「自ら
  思考する」ことの大切さを伝えていくべきだと感じています。  
  



2. 現状満足による思考停止
   ・・・一定レベルで満足せずに、考え続ける
        

● 次に、仕事全般において、思考し続けることの大切さを考えてみたいと思います。

● あなたは、仕事が一段落したときに、仕事を振り返って、
   「本当に最善の方法をとってきたのか?」
   「もっと良い方法はなかったのか?」
   「顧客が本当に必要としているものを提供できたのか?」
  などを、考えることを習慣にしているでしょうか?

  私は、クライアントが満足を示してくれると、つい、それで安心してしまって、ホッと
  して終わってしまうことが多い感があります。

● また、会社や組織、あるいは自分の仕事の方針や計画を立てた後は、それに従って、
  ひたすら突き進んでいるでしょうか?
  その過程で、
   「本当に自分の計画は正しいのか?」
   「予想と反することはな起きていないか?」
   「本当に顧客のためになることをしているのか?」
  といったことを、要所要所で自分に問いかけているでしょうか?

  計画を立てるのに力を注げば注ぐほど、一生懸命になりすぎて、そもそもの仮説を振り
  返ったり、計画を見直したりする余裕がなくなることは、よくあります。

● 仕事をする過程において、一定のレベルで満足してしまうと、それ以上思考し続けるこ
  とを放棄してしまうことになります。
  
  特に、自分の仕事が順調であったり、周囲からそれなりの評価を受けると、安心してし
  まうものです。

  また、「この仕事はこういうものだ」という思い込みも、それ以上の思考を阻害する原
  因となります。 
 
● 思考が停止してしまうと、それ以上の成長や発展は望めず、現状維持に留まってしまい
  ます。

  そこで、一切の思い込みを廃して、また、自分のやり方や仕事ぶりが必ずしも最善のも
  のではないという謙虚な姿勢を忘れずに、常に考え続けることを習慣にしたいもの
  です。

  特に、調子が良いときほど、意識して自分の仮説や仕事を振り返ってみるようにしま
  しょう。
  かく言う私も、上司からそのように戒められています。
  


3. 「自分の考え」と「客観性」のバランス            

● このように、徹底して「自らが考える」ことは、良い仕事をしたり、自分自身が成長
  するうえで、極めて重要です。

  ただ、「自分の考え」はあくまでも「主観」であって、
   - ある程度、客観的な事実を裏づけとした考えであること
   - その考え自体が正しいかを検証すること
  が必要です。

  つまり、「主観」であるところの「自分の考え」と、「客観」性のバランスです。

● まず、「客観的な事実を裏づけとする」とはどういうことでしょうか。

  「自分の考え」とは、勝手な思い込みに基づく机上の空論や妄想のことではありま
  せん。

  私は、「自分の考え」とは、客観的な事実や情報を整理・分析し、その上で、自分でと
  ことん考えて、論理的に意味づけをしたり、自分の想いを描いたりすることだと思って
  います。

  つまり、「自分の考え」は、自分だけが理解して納得するものではなくて、誰もに、
  客観的な根拠をもって説明できるものであるべきだと思うのです。

  客観的な事実に関しての分析の視点であったり、意味付けであったりする部分に、自分
  ならではのオリジナリティ、つまり「主観」があるのです。

  なお、冒頭に述べた「インターネット」の普及により、実はこの「客観的な事実や
  情報」の収集はかなり容易になっています。

● 次に、「自分の考え」自体が正しいかの検証です。

  これは、先にも触れたように、意識して振り返るとともに、周囲の人の意見を求め
  たり、ディスカッションすることにより検証できることが多いようです。
 
  また、コンサルティングの仕事をしていると、クライアントから事例を求められること
  がしばしばあります。
  あなたの仕事においても、他社の取り組みや事例を参考にすることも多いかもしれま
  せん。

  このような参考データに使い方によっては、自分の考えを検証するのに役立ちます。
  
  ただし、当初から他社や他者の成功事例を、自社や自分の仕事にあてはめても、状況や
  環境が異なるので、うまくいかないのが普通です。
  そうではなくて、自分が考えたことや方法は、他の成功事例とどこが異なるのか、
  環境や条件がどのように異なっているからなのかを比較することにより、さらに考えを
  深める参考になります



4. さいごに   

● 今回のメッセージは、「いかなる時も、現状に満足せずに自分で考え続けましょう」と
  いうことでした。

  特に、インターネットとともに育った若い世代は、豊富な情報を編集するにとどま
  らず、効率的に得た客観情報をもとに、いかに自分なりの考えを構築するかを意識
  してほしいと思います。

  また、どんな仕事においても、常に結果や現状に満足することなく、思考し続けること
  によって、仕事の質も自分自身の実力も高まっていきます。

  思考する際には、自分の思い込みに走らず、客観的な事実をもとに考えを深め、自分
  ならではの考えを構築したいものです。



今週のささやき           
 
 情報通信技術が急速に進化し、育ってきた環境の異なる世代とは、思考や行動のパターン
 が異なることを、最近改めて実感しています。 
 (年寄りくさい・・でしょうか?)

 このメルマガでも「多様性」について、しばしば触れてきましたが、異なる常識を持つ
 多くの世代がともに働くことも、一つの多様性のように思います。

 違う世代の思考・行動を否定することなく、その優れたところを理解・吸収し、一方で
 補うべきところを補っていくことが、これからは大事なのだと感じています。

 ・・・ということで、とりあえず、本を読まずに読書感想文を書いた息子と、じっくりと
 話し合ってみようかと思っています。

                         (今週の文責: 曽根岡)
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【2006/10/13 10:36】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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