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【「正解」など、ない】
●斉藤投手の早大進学は正解か

 今夏、世の中の女性や野球好きを虜にした早稲田実業の斎藤投手。
 いよいよ、彼の進路が明確なりましたね。

 大学進学というその一報を聞き、マスコミや世の中の野球関係者、
 野球ファンが本当に様々な反応を示し、報道番組でも多くの時間
 を割いて、その是非についての議論がなされていました。

 
 そんな光景を、私は、

  「あんまり意味ある議論ではなさそうだな・・・」

 と思いながら見ていました。

 
 私たちは、日々の生活の様々な局面で、大きな選択や決断を迫ら
 れることがあります。

 たとえば就職や転職、進学や結婚など、人生の大きな節目では特に、

  「本当にこの選択は正しいのだろうか・・・」

 と悩むこともあります。



 でも、明日、あるいは1ヶ月後、1年後、何が起こるかわからない
 のに、今からその選択を「正解」とか「不正解」とか言うことは
 できないと思います。


 また、「正解」、「不正解」という基準自体にも、世間標準の
 ものがあるわけではありません。
 
 斎藤投手にしても、何年か後にプロやメジャーで活躍できること
 だけが正解ではないと思います。

 一般の会社に就職したとしても、そのときの自分が、そのときの
 自分自身に納得していて、「これが理想の自分だ!」と自信を
 持って言えるのであれば、それも正解なのです。


 そう考えると、自分の選択が「正解」かどうかを判断できるのは
 他の誰でもなく、自分自身だけであり、それも、「今」ではなく、
 「将来」の自分だということになります。


 プランや決断そのものには、その時点では、「正解」も「不正解」
 もない、ということです。

 今の自分にできるのは、自分の選択が「正解」だったと将来言え
 るよう、常に自分の理想を追い求めて最善を尽くしていくこと
 かないのです。


 そしてこれは、個人だけでなく、企業や組織にも同じことが言え
 ると思います。



●戦略に「正解」はない

 先日ある講義で、HRI( http://www.hri-japan.co.jp/ )の稲増
 先生が、「戦略に『正解』などない。あくまで『仮説』でしか
 ない」というお話をされていました。

 私もその話に全く同感です。


 会社や組織を運営していく上で、戦略は必ず必要ですが、明日
 や1年後、5年後に何が起こるかわからない状況で、立てた戦略
 を「正解」かどうか評価することはできません。

 もちろん、今できる範囲での情報を集め、検証し、「どうやら
 『正解』に一番近そうだ」と思われる選択をすることはとても
 重要です。

 ただ、私たちにとって、それと同時に大切なのは、将来「この
 戦略は正解だった」と言えるように、戦略に従って最大限でき
 ることをやり尽くす、ということなのです。



 また、「これをやれば必ず成功する」という唯一無二の正解が
 あって、それさえやれば良い、という状況に身をおいては、
 「イノベーション」ということはあり得ません。

 「常識的に考えて間違っているのでは・・・?」と多くの人が
 思うようなことにチャレンジしてこそ、新たな創造、変革が可能
 な場合も多いのです。
 

 そういう意味でも、組織や会社を運営していくとき、戦略が
 「正解」なのかどうかに拘りすぎるのは得策ではなく、

 「この戦略を『正解』にするためにはどうすればよいか」

 により多く頭を使うべきなのではないかと思います。



●戦略を「正解」にするために必要なもの

 そうは言っても、戦略をテキトウに立てても良いということでは
 ありません。

 経営者や組織の長など、戦略を立てる立場の人には、やらなくて
 はならないことがあります。


 それは、「そもそも自分たちはどうありたいのか」を明確にする
 ということです。

 私たちの周りでは、日々様々な変化が起こっています。しかも、
 情報が伝わってくるスピードも早いので、自分の中に明確な「軸」
 がないと、単に時代の流れや周囲の声に流されるだけになります。


 また、「どうありたいのか」が明確でないと、将来、自分の戦略
 が「正解」だったのかどうかの評価すら、できません。

 単に「世界一」になりたいと言っても、様々な「世界一」があり
 ます。


  営業力で世界一になりたいのか、商品開発力で世界一なのか。

  サービスラインナップの幅広さが世界一なのか、ニッチな分野
  でのクオリティが世界一なのか。

  グループシナジーが至るところで発生している世界一の企業
  集団を作りたいのか、個々人の人材力で戦っていく世界一の
  プロフェッショナル集団を作りたいのか・・・。


 ただがむしゃらに走り続けて、サービスのクオリティよりも何
 よりも、売上至上主義の会社を作ってきたけれど、本当にこれが
 自分のやりたかったことなのか・・・

 後になってそんな悩みを抱えてしまうのは、とても悲しいこと
 です。

 
 戦略に「正解」はなく、必要に応じて修正することも必要だけれ
 ど、その戦略を通して実現したい、自分たちの「ありたい姿」は、
 確固としたものを持っておく必要があります。

 そうすることが、今の戦略を「正解」にするために、一番大切な
 ことだと思います。



 今週のささやき

 私も自分でいろいろな活動を始めるようになって、周りのいろん
 な人からいろんなアドバイスをいただきます。

 中には、「あなたの戦略(プラン)は間違っているよ」と言われ
 ているような気分になるものもあります。


 でも、よく考えてみれば、ある基準で考えたら「間違い」でも、
 別の観点で見れば「正解」なこともあります。

 そんなとき、私はそもそもどうありたいのか、ということに、
 常に立ち返ってみて、そのアドバイスをどう受け止めるべきかを
 考えるようにしています。

 (もちろん、そんなに上手に自分をコントロールできないことも
 ありますが・・・)


 芯の強い自分、軸の通った強い会社・組織を作り上げていきたい
 ですね!


                          (今週の文責:藤島)
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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

【2006/09/23 23:18】 | ■魅力ある会社を目指して | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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