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【本気で取り組む】
1. すべての成功体験の源は本気度                

● 仕事に限らず、物事を成し遂げるために一番必要なものは何かと問われたら、私は
  迷わず「本気度」と答えます。

● 目標を達成したり、問題を解決するなど、仕事をする上でのアプローチは原則として
  共通です。

  よく「問題解決の手法」とか、「戦略的思考法」などという題名で、セミナーに
  取り上げられたり、いろいろな本が出ているので、あなたもご存知かもしれません。
  詳しい話はここではしませんが、ごく簡単に触れておくと、次のようなサイクルを
  まわすことが基本です。

  -まず、状況を正しく把握して、目標を達成するには、何がボトルネックになって
   いるのか、問題を解決するためには、そもそもの課題の構造がどのようになって
   いるかを突き止めます。  

  -その上で、効果的な打ち手をいくつか考え、その中で最も有効と思われるものを
   明らかにします。

  -この打ち手の実行方法(計画)を定め、実行するための体制を整えます。

  -実際に実施して、うまくいかない場合は、その原因を突き止めた上で、打ち手を
   変更したり、計画を修正したりします。

  -このような流れを、行ったり来たりしながら、確実に目標を達成したり、問題を
   解決していきます。

● 仕事をしていく際に、どれだけ本気で考え、機動力をもって動くことができるかに
  よって、このアプローチの深さも広さも変わってきます。

  つまり、いくら仕事をする上での基本的なアプローチや問題解決のスキルを身につ
  けても、それだけでは十分ではないのです。

  「本気」で取り組んではじめて、これらのスキルを十分に活用することができて、
  成功体験や、次なる成長につながるのではないかと思うのです。
  



2. 本気の度合い                       

● 「本気」の度合いは、対象となる物事をどれだけ自分自身の問題としてとらえ、
  どれだけ優先的かつ精力的に取り組もうとするかによります。

● 私たちも仕事をするときには、顧客にとって何が一番必要で、いつまでにどのよう
  な準備をして、報告したり、支援したりすべきかを常に意識しています。
  その結果、必要があれば深夜・朝方まで仕事をすることもあります。

  まさに「本気度」(コミットメント)は、あらゆるプロフェッショナルにとっての
  最も重要な要件のひとつです。


● 仕事の上での「本気度」は常に意識しているつもりなのですが、それ以上に、私自身、
  「本気で取り組む・・とはこういうことなのだ」と、強烈に実感したことがありました。

  残念ながら、仕事上の出来事ではないのですが、数年前に子供が神経症に悩んでいた
  時期のことです。

  神経症という病気は、なかなか治りにくく、中には何十年という長期にわたって苦し
  んでいる方もいます。
  何よりも、本人がとても苦しい病気ですし、周囲の家族も、本人がどのように感じて
  苦しんでいるのかがわからないだけに、どうしたらよいのかわからず、悩んだり苦し
  んだりする病気です。

  この時、「何が何でも、必ず治してやりたい」と強烈に思いました。
  まさに、何者にも優先して、自分のこと以上に真剣に考え、取り組んできたと強く
  実感しています。

● まず、私がしたことは、病気に関する情報を精力的に収集し、正しく理解すること
  でした。
  特に、今はネット上でブログやチャットがあるので、患者の方々の本音を垣間見る
  ことができました。

  その結果、とにかく本人が触れてほしくない部分には触れず、それでも、決して
  本当の意味で孤独にさせることなく、理解する努力をしていかなくてはならないと
  考えました。
  
  また、適切なドクターに早期にかかることが必須とも考えました。
  時期を逸すると治りにくくなるという情報があり、治療法は薬とカウンセリング、
  場合によっては行動療法だと理解したからです。
  普段はあまり人に物事をお願いするのは、得意ではないのですが、適切な病院を探し、
  あちこちにあたって紹介者を探し出しました。
  信頼できるドクターに出会えた時は、本当にほっとしました。

  すべての判断軸が、「病気を治す」ことにありましたから、ものごとの優先順位も
  極めてはっきりしていました。
  たとえば、

  -仕事を続けるのか、辞めるのかも、病気を治す上で辞めたほうが良いという判断を
   ドクターがすれば、辞めるつもりでした
   (幸い、辞めないほうが良い・・という判断でした)
  -長年のブランクの後、仕事を始めたため、「家庭の事情は仕事に持ち込まない」と
   いう方針にはかなりこだわっていましたが、この時は、上司に事情を話し、仕事の
   スケジュールを調整して、通院の日は子供とランチを一緒に食べるようにしました
   (外出することが本人の大きな負担であり、孤独にさせてはいけないと判断した
   ためです)
  -ドクターのアドバイスは何事にも優先して受け入れるようにしました
   ・ 本人とドクターの信頼を築くために、カウンセリング内容は一切触れない
   ・ 一貫校でしたが、高校への進学が危ぶまれても、無理に登校させずに、とに
     かく療養に専念する

  本人とのコミュニケーションにも、いろいろ、工夫しました。
  病状を理解できずに、傷つけたかもしれない時には、すぐにメールで謝ったり、
  話しかけたりすることを心がけました。
  また、「行動療法」という本人には苦しい療法があるのですが、それについての
  本をさりげなく居間においておくなど、自分なりにあれこれ考えて、あの手、
  この手を模索したように思います。

● おかげさまで、半年ほどで全快し、ドクターも「珍しいほどの成功例」と言ってくだ
  さいました。
  もちろん、私が治したわけではなく、ドクターの指導と、そして何よりも本人が戦っ
  た結果です。

  その後、「あれは何だったのだろう」と思うほど元気になり、無事進学して、友達と
  遊び歩いたり、部活に熱中したりと青春を謳歌しています。


● 個人的な話が長くなってしまいましたが、ここでお伝えしたいのは、私はこの時、
  「本気で物事に取り組む」ということを、身をもって実感したということです。
  
  あれほど、何事にも優先して取り組み、精力的に動いたり考えたりしたことはあり
  ませんでした。
  
● 仕事に慣れてくると、「まぁ、こんなものだ」とか「この程度でいいのではないか」
  と思ったりすることはないでしょうか。
  あるいは、そのように明確に思わなくても、何となく馴れ合いになっていることは
  ないでしょうか。

  私は、自分がそのような状況になりかけると、いつも子供の病気のときのことを
  思い出しています。

● 仕事の上で、それくらい本気であたれば、おのずから成功体験が生まれるのではない
  でしょうか。

  一つの成功体験は、その後の成長の原点となります。
  次のステップに向けて、私も本気度を忘れずに今の仕事に取り組んでいきたいと
  思っています。
  あなたも、ご一緒にいかがでしょうか?


今週のささやき                         
 
 先週、ちょっとしたことから「コミットメントが足りないのではないか。」と指摘され
ることがありました。
「コミットメント」とは、当事者意識をもって「本気で取り組む」ことです。

 今の仕事をしていて、「コミットメント」だけは人一倍あるつもりだったのですが、
この原理原則が自分の中で薄れかけていたのか・・と反省させられま
した。

 そこで、今週は「本気度」についてお話してきましたが、読み返してみると、プライ
ベートな話が中心になってしまいました。ご容赦ください。


 ところで、当時、私が無事に仕事を続けることができたのは、ワイアットの懐の深さに
負うところがあります。
明確にお願いしたわけでもないし、会社側から特に配慮を示されたわけでもないのですが、
気がつけば、あのころは仕事の量もプレッシャーも、加減してもらっていたように感じ
ます。
その意味で、本当に感謝しています。

 多様性の時代、いろいろな人がいろいろな事情の中で仕事をしていくことになります。
あのような、やさしさのあるマネジメントが必要なケースも増えてくるのではないで
しょうか。

                            (今週の文責: 曽根岡)  
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【2006/09/18 10:06】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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