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2008年の振り返りと、2009年の人・組織課題
あけましておめでとうございます。曽根岡です。

2009年最初のメルマガをお届けします。
昨年にひきつづき、今年もよろしくお願いします。

今日は仕事始めの方も多いことと思います。
あなたは、どんな思いをもって新しい年を迎えられたでしょうか?

私は今年は変化の年にしたいと思っています。
昨年の秋から世間で話題になっている不況の話で年があけた感もありますが、このメルマガでも何度か書いたように、「困難なときこそ、成長(変化)のチャンス」だと思います。
特に、追い込まれないとなかなか真剣になれない、力が出ない私にとっては、もしかしたら、またとないチャンスかもしれない・・・。
そんなふうに思って、新しい年を迎えました。

 
さて、年明け早々ですが、一つお知らせがあります。
このメルマガも創刊以来2年半を越しました。
この間、読んでくださる皆さんに支えられて続けてきましたが、このメルマガ自体も今年は少し変化の年にしたいと思っています。

これまで第1~第4月曜日発行でしたが、次の形態への準備段階として、当面は第1、第3月曜日の月2回の発行になります。
第1月曜日が曽根岡、第3月曜日が藤島さんの担当です。
 
皆さんにとって、より役立つ情報をお届けしたいと思っておりますので、今年も引き続きよろしくお願いします。



さて、今日のテーマですが、今年最初のメルマガということで、昨年の組織・人材に関する世の中の状況を振り返るとともに、今年は何がテーマになるかについて、考えてみたいと思います。
  
1990年代から人や組織に関する仕事をしてきましたが、この間、会社と個人の関係は大きく変わってきたと、改めて感じています。

特に、この数年の変化は著しく、特に昨年は激変の年でした。
そこで、今回は昨年の状況を振り返るとともに、今年は何が課題となるかについて、考えていきます。



★2008年の振り返り★
 
 1.チームワーク、コミュニケーションの重要性注目
  
  今やどの企業でも成果主義が当たり前の時代、数年前からその弊害が
  話題になっています。

  その関連として、昨年は企業内のチームワークやコミュニケーションのあり方が
  話題となりました。

  成果主義が進み、過度な個人主義に走る組織が増えた結果、
  従来の日本企業の強みであったところの、チームワークが損なわれてしまったと
  感じている組織も多いようです。

  私の以前の職場の同僚たちが、同様なテーマについて書いた「不機嫌な職場」が
  ベストセラーになったことにも、このような悩みを抱いている組織が多いことを
  表しているように思います。

  また、このメルマガでも前号の末尾で、藤島さんが、
  「『明るい職場』『一体感のある職場』の必要性の認識が高まってきている」
  と述べていましたね。

  組織の活性化や、チームワーク、コミュニケーションをテーマにした管理職研修を
  行うような会社も増えたように思います。

 
    
 2.進む多様性・グローバル化

  この数年は「女性活用」が話題になり、多くの企業が取り組んできました。

  女性が働きやすい環境を模索したり、女性を管理職に登用したりと、
  数年前に比べると、かなり状況が変わってきたように思います。

  昨年は、「女性活用」に取り組むことは、既に目新しいことではなくなり、
  以前ほどの話題性はなくなったように思います。
  ある程度、当たり前のこと、普通のことになりはじめました。

  ひところ、注目されていた「ワークライフ・バランス」なども、少しなりを潜めた
  ように思います。


  一方で、高齢者の再雇用が進んだり、グローバル化に伴う日本人以外の
  労働力に着目する企業が増えてきました。

  ある経営者は、「3~5年後には、社員の半数は日本人以外という状況にしたい」
  として、すでにその準備に取り掛かっています。


  このように、昨年はダイバーシティも、第二段階に入ったと感じた年でした。


 
 3.労働人口減少への懸念から、不況に備えての人材削減へ

  この変化が、あなたにとっても、もっとも印象的だったのではないでしょうか。

  昨年の秋口までは、バブル崩壊後の失われた10年、それに続く激動の
  数年を経て、ようやく日本経済が落ち着いたように見えました。

  いよいよ、平常の状況を取り戻した中で、今後の事業を展開を考えていた企業も
  多かったのではないでしょうか?

   
  そうした中で、少子高齢化が進み、将来の労働人口が減少するという予測を受けて、
  多くの企業が人材の囲い込みを始めました。

  新卒採用では、急激に採用数を増やす企業が増え、「売り手市場」といわれたのは、
  昨年の春のことです。

   


  ところが、アメリカの金融崩壊が秋に露呈し、急激に景気が悪化してきました。
   
  その結果、人材の囲い込みから転じて、派遣や契約社員を中心とした
  雇用調整を実施する企業が増えました。

  年末年始は、失業者についての報道が多かったことは記憶に新しいことと
  思います。



★2009年の見通し:企業にとっての課題★


2008年の状況を考えると、今後、「組織として、高度なマネジメント力を備えることが、ますます必要になってくる」ように思います。



経営レベルでいえば、ヒトというリソースを、質と数の両面でいかに無駄なく安定的に確保していくかが課題です。
 
ヒトの問題は投資を伴うと同時に、信頼構築や育成といった中長期の取り組みが必要です。

また、バブル崩壊の教訓から、人件費の変動費化(派遣・契約社員の活用)が進んだ企業も多く、無駄なコストを排するために、この部分による雇用調整が行われました。

しかし、企業の社会的責任が問われる今、過度な合理的施策は、今後どこまで社会で許容されるかわかりません。


本来、ヒトの課題は中長期で取り組むべきことであり、目先の経済環境の変化で極端に振れるべきことではありません。

変化の激しい環境下において、いかに中長期の視点を忘れずに、ヒト課題に関する経営判断を下していけるか、今年はその分かれ目にあるような気がしています。



また、企業内においては、組織として備えるべきマネジメント力が、従来のものとは質もレベルも変わりつつあるように思います。

日本人やこれまでのビジネス・パーソンが中心の既存組織においてさえ、チームワークがとれなくなったり、コミュニケーションがうまくいかなかったりしています。

加えて、今後は多様な人たちが組織に加わる可能性が高くなります。
 
女性、高齢者、外国人など、属性が異なる人たちはもちろんのこと、それ以外の人たちでも、異なる価値観や文化を持つ人たちが混在して組織が構成されることが多くなります。


そのため、マネジャーの役割も、かなり変わってくるものと思われます。

「管理職」という言葉が表すように、多くの日本企業においては、ある程度確立された業務や仕事をきちんと部下が実行しているかを管理するのがマネジャーの仕事でした。

でも、これからは、環境変化も激しく、働く人の意識や価値観もさまざまになるため、一律の管理は不可能です。

一人ひとりを理解し、違いに応じたマネジメントを行うことにより、各人の力を最大限に引き出すことが求められます。
 
また、これらの人たちをつないで、協力できる職場を作り、組織全体を活性化することも求められるでしょう。

そのため、従来のマネジメント力とは違う、「人を見る眼」や相手に応じたコミュニケーション力など、新たなマネジメントスキルが需要いなってくるのではないかと思います。

このように、今年は、マネジャーの新たなマネジメント力の開発も、重要なテーマだと思いました。
 

 
★2009年の見通し:個人にとっての課題★
 
最後に、「ビジネス・パーソンにとっての2009年」に触れておきたいと思います。

個人の課題は、「環境変化に左右されない実力、競争力をつける」に尽きるような気がしています。

これは、今年に限った話ではありません。



あなたも実感しているように、環境変化はますます激しくなっています。
昨年の秋からの状況を見ても、今まで考えられなかった激変が、実際に起きることを改めて実感されたのではないでしょうか。

自分の目標や目指す姿を描いて、そこに向けて自己研鑽することは、必要です。

でも、今の環境や状況に過度に依存した目標を描いてしまうと、前提が変わったときに対応できなくなります。


 
例えば、「社内の特定の業務プロセスやシステムに精通して、第一人者になる」のは、その会社が継続的にそれらを維持している限りにおいてはとても価値があります。

しかし、新たな技術が導入され、これらがなくなったときはどうなるでしょうか?

プロセスやシステムに関する知識を持ち、習熟しているだけでは、居場所がなくなります。

一方、本来の仕事の目的に基づき、関連する情報を幅広く収集したり、改善策を自ら描ける人であれば、これらの変化に対応できる(というよりも、自らが変化を作っている)ことになります。



つまり、これからは環境変化に左右されない実力、競争力をつけることが大事です。

そのためには、まずは、ある程度の専門性と問題解決力をつけることが基本なのではないかと思います。



「今年は、ビジネス環境が厳しくなる」とあちこちで言われています。
これは、考えようによっては、「実力をつけるためのまたとない好機」です。
ぜひ、この「好機」を活用して、実りある一年にしていきましょう。 
 

     
今週のささやき
 
先日、就職活動をしている学生に、「どんな会社が良いと思う?」と聞かれました。

そこで私は、「鍛えてくれそうな会社」と答えました。

変化が激しい時代に、どこの会社が良いとか、どこの会社なら大丈夫と言うことはできません。
どうなるかわかりませんから。

でも、社会人として少なくとも最初の数年を過ごすのであれば、実力をつけていくためにも、厳しく鍛えてくれる環境が望ましいと思いました。

また、新人から鍛えられるような勢いのある会社であれば、環境変化の中でも継続に発展していくのではないかという期待もあります。

では、どこが鍛えてくれそうな会社なのか。。
こればかりは、クライアントの中には、いくつか思いあたるところもありますが、外からは、なかなか見えにくいですね。
あなたの会社はどうでしょう?
 

                               (今週の文責: 曽根岡)

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【2009/01/06 22:00】 | ■魅力ある会社を目指して | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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