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ロールモデルに学ぶ
★ロールモデルとは★

あなたには、ロールモデルになるような人がいますか?


私たちは、仕事をする上でのお手本、あるいは自分の生き方の目指す姿として、ロールモデルを選んで、様々な局面で影響を受けていることがあります。

このロールモデルは、社内で多くの人に認知されているハイパフォーマーや、一緒に仕事をしている上司や先輩など身近に見つかることもあります。

あるいは、直接面識のない有名人のような遠い存在のこともあります。


いずれにしても、「将来、あの人のようになりたい」という具体的な目標となり、成長に向けての原動力となるような存在が、ロールモデルです。



 
環境変化が激しい時代、厳しい時代を生き抜いていくために、私たちは少しでも大きな価値を生み出すことができるように、実力をつけていくことが求められています。

今まで以上に、いかに速く成長し、競争力のある人材になれるかが問われるようになってきました。



では、成長するということは、どういうことでしょうか?

「成長する」ということは、
  ・ 昨日までの自分と、今日の自分に変化があること、
  ・ できることが増えていること、
  ・ 生み出すことのできる価値が大きくなっていること、
です。

言い換えれば、自分自身を「改革」することと言っても良いかもしれません。



これは、企業や組織の「変革」と同じように考えることができます。

「あるべき姿」「目指す姿」を明確にして、そこにいたるための道筋や具体的な施策を描いて、確実に到達していくことです。

個人の成長の場合、この「あるべき姿」や「目指す姿」として具体的な目標となるのが、ロールモデルです。

そこから、自分自身の思考や行動を変えていくことによって、自らが一段上の姿へと成長していきます。



ただ、漠然とした憧れをもってロールモデルを見ても、なかなか到達したり、それを超えることはできません。


そこで、今回は、私たちが成長していくための手段として、とても有効な「ロールモデル」について、その選定の視点や、そこから学び取る際のポイントを考えていきたいと思います。




★ロールモデルの選定★

多くの人々は無意識のうちにロールモデルを選び、その影響を受けています。

でも、自分自身を開発し、改革していくためには、より意識的にロールモデルを選ぶことが大事です。

もちろん、ロールモデル自体も、自分自身の成長段階に応じて、変わっていきます。
そのうち、初期の段階においては、ロールモデルの選定の際には、次のような視点を持つことが有効と考えています。
 


 1.自分と共通点を持つ人を選ぶ
 
   ハイパフォーマーには、いろいろなタイプの人、いろいろな価値観の人がいます。

   まったく違うタイプや価値観の人を、ただ憧れだけでロールモデルにしても、
   なかなか到達することはできません。

   たとえば、自分はロジカルに物事を考えるのが得意なのに、
   高い創造性やセンスに基づき、豊かな発想力をもって
   高い成果を生み出している人をロールモデルにしても、
   同じようにパフォーマンスをあげるのは、困難です。

   それどころか、自分自身の得意なアプローチをないがしろにしたりして、
   本来の力を発揮することもできなくなったり、迷走したりします。

   もちろん、自分にないものを持つ人をロールモデルにして、
   自分の弱みを克服していくこともあります。

   でも、できれば、自分の将来の姿として現実的なタイプをロールモデルとして選定し、         その人がどのように強みを発揮したり、弱みを克服するかを学んでいくことが、
   まずは基本なのではないでしょうか。



 2.汎用性のあるタイプを選ぶ
 
   コンサルタントになったばかりの頃、いろいろな先輩と一緒に仕事をさせて
   もらいました。

   そのうち、いくつかの著書で有名な山本さん(キャメル山本)と仕事をしていた時に、
   別の先輩が次のように言ったのを覚えています。

   「山本さんのスタイルは、汎用性がないので学ぶのはなかなか難しい。
    難度が極めて高い。
    ロジカルに解を描いて、クライアントに提示するというよりも、
    独特なコミュニケーションをもって、クライアントの琴線に的確に触れている。」

   私自身、一緒に仕事をさせてもらって、山本さんのスタイルの中で、
   何らかの役に立つこと、自分のバリューを発揮することが、
   とても難しいと感じていました。



   その先輩によると、現実的なロールモデルは、
   もう少し汎用性のあるスタイルの人だということでした。

   具体的には、コンサルタントとしての基本的なアプローチを確実にとって、
   ロジカルなコミュニケーションをとるタイプです。

   汎用性のあるタイプ、すなわち、真似ようとして、真似ることが
   ある程度可能なタイプです。

   特に、経験の浅いうちは、この汎用性のあるタイプをロールモデルに
   持つことが有効です。

   私自身、この先輩を当時のロールモデルとしていました。

   彼から、コンサルティングのベーシックなスタイルを学び、
   顧客や仕事に対する姿勢や価値観を教えてもらいました。

   そして、ある程度、ベーシックなスタイルを習得した段階になってはじめて、
   自分自身のスタイルやこだわりを追求できるようになったように思います。

   この段階で、自分のこだわりや価値観を具現化しているような人が、
   新たなロールモデルとなりました。
   



★ロールモデルに学ぶ際の視点★
   
ロールモデルを得たところで、ただ漠然と観察したり、表面的に模倣しても、なかなか学ぶべきポイントははっきりしません。

その行動を分析したうえで学ぶことが大切です。
分析する際には、次のような点に留意しましょう。

 ◆行動の具体的な特性
    その人は、どんな場面でどのように行動するのか。
    どのように問題を解決しているのか。  

 ◆行動の根拠
    その人は、なぜ、そのようなやり方をしたのか。
    なぜ、あのようなコミュニケーションをとったのか。

 ◆行動の影響力
    その人の行動のどのような部分が周囲に影響を与えたのか。
    なぜ、影響を与えることができたのか。

 
このような視点で、ロールモデルの行動を分解して捉えることによって、
自分がどのように行動すべきか迷ったときに、「あの人なら・・」と参考にすることができます。



ロールモデルに学ぶのは、最初は真似ることからでかまいません。
 
ただし、真似るのは表面的な行動の模倣ではなくて、その背景にある思考や根拠をとことん考えることによって、初めて自分のものになります。



私自身、初めてセミナーを担当したときに、当時の上司(社長)から
「私のスタイルを真似すればよい。」と言ってもらったのが、とても印象に残っています。

当初、コンサルタントの端くれとしては、「人を真似る」ということには抵抗がありました。

でも、その上司の深い思考や根拠をトレースすることによって、
自分なりのやり方に発展させることができることに気づきました。

 ・ とにかく、思い切って真似てみる。
 ・ そしてなぜその様にしたのかを、疑似体験してみる。
 ・ そこで、初めてその行動を深いレベルで理解できる。
 ・ そこから自分自身の行動や思考をかえていく。

 
このような個別具体的な活動の変化が積み重なり、その結果はじめて、人の意識・行動が本当の意味で変わって、自分自身のものになるのではないでしょうか。

 


あとで聞いた話ですが、世間でトップコンサルタントとされているその上司ですら、
マッキンゼー時代には大前研一さんのスタイルを真似るところから入ったということでした。


 
 

★身近にロールモデルが見つからない時★ 


一緒に仕事をしている先輩や上司にロールモデルが見つかればよいのですが、必ずしも見つからないこともあります。

そのようなときは、社外の人や違う分野の人、あるいは直接面識のない有名人であってもかまいません。


これまで、多くのハイパフォーマーを対象にコンピテンシー・インタビューを実施してきました。
その結果、分野や所属に関わらず、ハイパフォーマー全般に見られる共通点が多々あることに気づきました。

このハイパフォーマーに見られる共通点については、このメルマガでも、「個人の成長」編で何度か紹介してきました。

この共通点は、問題解決の原理原則であったり、リーダーシップの発揮の仕方であったり、状況の克服の仕方であったり・・・など、実に多岐にわたります。

 
ですから、身近にロールモデルが見つからないとしても、自分が「こうなりたい」というハイパフォーマーを見つければ、その行動を具体的に知れば、状況は違っても学べることはたくさんあるのではないでしょうか。



     
今週のささやき 
 
早いもので、このメルマガも、私が担当する今年最後の号になりました。

今年も1年、お付き合いいただきました皆さまに御礼申し上げます。

質問をいただいたり、オフ会などを通してフィードバックをいただくなど、私自身の気づき、勉強にもなりました。

実際の「ロールモデル」にはかないませんが、多くのインタビューを通じて学ぶことができた「ハイパフォーマーの共通点」については、今後も折を見てご紹介する機会を作っていきたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。
  

                                  (今週の文責:曽根岡)


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