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共通言語で文化をつくる

★“言葉”に隠された文化★

 私たちが、会社で普段何気なく使っている言葉。

 あまりに身近すぎて気がつかないのですが、その組織や会社独自の
 意味合いを持って使われているものがあったり、通常よりも頻繁に
 会話に登場する言葉があったりします。


 たとえば、

 ・「お客様」というか「客」というか
 ・上司が部下を「さん」付けで呼ぶか、呼び捨てにするか

 など、呼び方だけでもその会社の風土やマインドが現れますし、

 それ以外にも、他ではあまり使わない言葉を、自組織(自社)では
 非常に頻繁に使用する、というものが、必ずあります。


 たとえば私たちが以前勤めていた会社では、

 「Value(自分がクライアントに提供する価値)」を常に問われ、
 「プロフェッショナルであること」が常に求められていたので、

 これらの言葉が日常会話の中に溢れていたものです。


 こういう「共通言語」は、経営者やリーダーが意図的に組織に
 植え込む場合もあれば、社員の会話の中から自然発生的に根付いて
 行く場合もありますが、いずれにしても、言葉が文化を作り、
 文化が共通言語を作っていく・・・。

 そんな影響力が、普段何気なく使っている言葉には宿っているのです。


 だから、「共通言語づくり」というのは、その内容も含め、
 会社や組織にとっては、非常に重要な取り組みだと思います。





★「見える化」による共通言語の形成★

 最近よく、「見える化」という言葉を聞きます。

 その内容や目的はシチュエーションによって若干異なるようですが、
 たとえば、

  状況をグラフや数値などに落として、全員が同じベースで議論が
  できるようにする

 とか、

  業務のプロセスやヒトの配置、業務上の課題などを全てオープン
  にして、効果的・効率的な改善につなげる

 といった目的で取り組まれることが多いでしょうか。


 この「見える化」というのも、ある意味「共通言語」づくりです。

 というのも、グラフ化や数値化にしても、また、業務プロセスや
 業務課題の洗い出しにしても、組織として何らかのフォーマット
 (切り口)が提示されていると思います。


 たとえばシンプルな例で言えば、私がよくリーダーシップ研修など
 をする際、まず組織の現状を俯瞰して把握するために、マネジメント
 の充実度の診断を以下のような切り口で行い、グラフ化します。

 そして、上司と部下、あるいはメンバー同士で、そのグラフを共有
 します。

 □仕事の側面
   -質
   -量
   -領域

 □ヒトの側面
   -心
   -技
   -体


 そのねらいは、組織の現状をその場で把握するということもあるの
 ですが、組織内で、常にこの6つの観点で組織を検証するような
 共通のフレームを根付かせることが、実は一番の目的です。

 そうすると、上記6つの視点というのは、組織内での「共通言語」
 となっていき、組織として大切にしているもの、自分達の「組織観」
 といったものが、組織の中に浸透していくことになるのです。



★文化を形成するために「見える化」する★

 上記のように、「共通言語」というのは、広い意味でいえば、
 通常のキーワードのようないわゆる“言葉”だけでなく、ものを見る
 ための視点やグラフのフォーマットも、その一つになります。

 要は、自分達の組織が何を大切にしているのか、というのが端的に
 現れていて、全員が共有できるシンプルなものは、全て「共通言語」
 として組織に根付いていくのです。

 つまりは、「見える化」≒「共通言語化」なのです。


 トリンプという会社の早朝会議は、その厳しい進捗確認手法で有名
 ですが、これもある意味「共通言語」だと思います。


 会議でどれだけ厳しく、徹底的に質問されるかが社員に浸透している
 から、自然と社員が予め準備をするようになる。

 そしてそのうち、会議で行っているような「仮説-実施-検証」の
 サイクルと、結果を出すまでやりきることというのが、自分達社員に
 とっては非常に大事なのだという考えが、自然と社員の中に根付いて
 くる・・・。
 

 そんな文化作りのための一つの「共通言語」として、例の早朝会議
 があるのだな、と、そう思います。



 文化づくりのスタートは、組織の中に「共通言語」を作っていくこと。

 そしてそのためには、まずは全員が同じ認識を持てるような、シンプル
 でメッセージ性の強い「言葉」か「見える化」手法を見つけること。


 自分達の会社や組織には何を根付かせたいのか、どのような文化を
 形成したいのか・・・一度じっくり考えてみたいものです。



今週のささやき

自分達が普段口にしている言葉や、知らず知らずのうちにとっている
思考というのは、なかなか自分では気づかないものです。

でもだからこそ、そこに大切な価値観が埋まっていたり、逆に、
早急に変えなくてはならない思考や偏見が含まれていたりします。


私の知人の会社では、「言語から文化を探り出す」という研修を
1~2日間じっくり時間をかけて行っているそうです。

そういう場を改めて設けなければ気づけないこともあるのだとか。


一度そのような場を設けるのも、とても有効なのかもしれませんね。


                             (今週の文責:藤島)


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【2008/09/28 20:49】 | ■魅力ある会社を目指して | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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