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多角的な視点で考える
★多角的な視点の重要性
  ・・・立場によって、ものごとのとらえ方は大きく変わる★


ものごとを評価したり、判断したりするときに、あなたは自分がどんな視点に立って考えているか、意識したことはありますか?

まず、普通はご自身の立場から、物事を考えたり、判断したりしますよね。

社員の立場、組織のメンバーとしての立場、あるいは管理職としての立場・・・など、ご自身の属性によって、立場はさまざまです。



 
ところが、同じ問題や現象も、立ち位置を変えると、まったく違って見えるのです。


たとえば、こんな経験はありませんか?

 ・ 管理職に昇格したとたんに、上司の判断や行動が急に理解できるような気がした

 ・ 子供が生まれたとたんに、自分の親が、どんな思いで自分を育ててくれたかが
   理解でき、世の中の見え方が違ってきた

 ・ 支社から本社に異動したとたんに、今まで不満だった本社の指示にも理由が
   あることが理解できた


これらは、立場がかわったことによって、ものの見え方が変わったという経験です。

あなたも、一つや二つ思いあたることがあるのではないでしょうか?




問題を解決したり、決定的な判断を下すには、「客観的な事実」を把握することは、基本中の基本です。

この「客観的な事実」は、あなたがどのような立場にあっても変わらないものです。
 

しかし、「客観的な事実」の意味合いを定め、結論を判断する人が置かれた立場によって、その事実の見え方が異なってきます。

自分が置かれている立場から見える事実が、必ずしも正しいとは限りません。

というより、自分の立場だけに立って考えたのでは、物事の一面しかとらえていないことが、実に多いのです。

 
 
正しい意味合いを読み取り、正しい判断を下すためには、物事をいろいろな角度からとらえることが重要です。

いろいろな角度からとらえて、初めて全体像を把握することができます。

全体像をとらえるために、「分解して考える」(なぜ・なぜを繰り替えす/MECEにとらえる)といったことを問題解決の手法として、聞いたことがあると思います。

この、「分解」については、あちこちで取り上げられ、誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。

「いろいろな角度からとらえる」ということは、「分解する」ことほど重視されていないような感がありますが、私は、同じくらい重要なのではないかと思っています。


 
自分の立場を超えて、「多角的に物事を考える」ことができるようになると、いろいろなことが見えてきます。

すると、いろいろなことに気づき、思考に深みや広がりが加わるばかりでなく、判断の妥当性、納得性が加わってきます。

これは、まさに自分が成長する上で、とても重要なことです。

日々の仕事や生活の中で、「自分とは違う立場に立って考えてみよう」 「いろいろな角度から考えてみよう」と意識するだけで、随分、見え方が変わってくるはずです。

自分の判断に妥当性が加わるだけでなく、同時に、他の人たちの立場や主張に対する理解も生まれ、協働しやすくなったり、対立を避けることができたりもします。

では、どのような視点を意識したら良いのでしょうか・・・。





★さまざまな視点(例)★

ここでは、仕事をしていく上で持つべきいくつかの視点を、ご紹介したいと思います。

ぜひとも、今日からでも他の人の立場に立って、多角的にものごとを考えるということに挑戦してみてください。


 ● 経営者の視点/社員の視点

 ● 自社の視点/顧客の視点

 ● 上司の視点/部下の視点

 ● 本社(本国)の視点/支社(ローカル)の視点

 ● 自部門の視点/他部門の視点



このうち、1番目の「経営者の視点」については、後ほど詳しくお話したいと思います。


 
2番目の「自社の視点/顧客の視点」
は、いわゆる「顧客志向」のことですね。
 
このメルマガでも、何度かとりあげてきたと思います。
 ⇒ http://archive.mag2.com/0000197175/20060814070000000.html?start=80
 ⇒ http://archive.mag2.com/0000197175/20080407070000001.html


 
3番目の「上司の視点/部下の視点」について。
 
あるマネジャーが部下に向かって、「休日出勤したら、自分(マネジャー)の席で仕事をしてみろ」と指導したという話を聞いたことがあります。

上司のデスクで仕事をしてみると、今まで見えなかったことが、わかるような気がしたと、部下である人が言っていました。

ちょっと試してみても良いかもしれませんね。


 
4番目「本社の視点/支社の視点」、5番目「自部門の視点/他部門の視点」について。

異動したとたんに、言うことが180度変わる人が多い・・という話をある会社で聞いたことがあります。

ある意味、自分の役割をきちんと認識して、柔軟に対応していると言えるかもしれませんが、180度変わるというのも、どうかと思います。

異動すればそれだけ柔軟に変われるのであれば、日ごろから、相手側の視点も意識することによって、お互いに仕事がやりやすくなると思います。

ぜひとも、自分と対峙する立場の視点で今一度考えるということを意識的にやってみましょう。



★経営者の視点/社員の視点★

さて、最後に、1番目の「経営者の視点/社員の視点」について、少し詳しくお話したいと思います。

 
会社の運営上の施策について、新聞やテレビのニュースをとりあげる時は、ほとんどの場合、「社員の立場」から述べている記事が多いとは感じませんか?

たとえば、
 ・リストラがあった
 ・時間外勤務手当てがきちんと払われていなかった
 ・成果主義が失敗した

これらの話題に関する報道は、会社のマネジメントがいかにひどいかを訴え、あたかも社員が被害者であるかのようにとらえ、社会の同情を呼ぶような論調で書かれていることが、とても多いような気がしています。



では、経営陣は、そんなにひどい人たちなのでしょうか?
そんなに稚拙なマネジメントを平気で行ってきたのでしょうか?


多くの場合に、そこには理由があります。

環境が変化する中で、限られた資源をもって事業を成長させ、株主・社員・顧客などの、すべての関係者にとって、一番良い結果となる判断を下す・・・とても難しいことです。

すべてがハッピーになるような、解決策が必ずしも得られるわけではありません。

苦肉の策として、そうせざるを得なかったことも多々あるはずです。

 ・もし、そこでリストラをしなかったら、会社が存続できないという事情があったの
  かもしれません。

 ・時間で測れるような仕事でないために、仕組みやマネジメントを刷新し、
  ほとんどの社員がそれを歓迎した。
  それにも関わらず、一部、新しいマネジメント方針についていけなかった人たちの
  うちの、ほんの数人が、時間外手当不払いの訴訟を起こしただけかもしれません。



私は、このメルマガの読者の方たちには、「社員としての視点」だけでなく、「経営者の視点」を常に意識していただきたいと強く願っています。

 ・自分が社長だったら、どのような判断を下すだろうか。
 ・どこまで考えるべきなのか。

経営者にへつらうことを求めているわけではありません。
 
このような意識をもって、ものごとを見るということは、すなわち、「全社視点」をもって物事を考えることになります。

「全社視点」を持つということは、次世代のリーダーには必須です。

 
 
よく、「部分最適」にとらわれずに、「全社視点を持て」と言われますが、そうはいっても、よそのことはよくわからない・・というのが正直なところではないでしょうか?

「自分が社長だったら・・」と考えることによって、この「全社視点」に一歩近づけるのではないかと思います。



ある会社で、次世代リーダー層からメンバーをつのって、「全社ビジョンを考える」というテーマのワークショップを実施したことがあります。

自分の仕事をベースとした視点から離れて、全社の課題を「経営の視点」から、とことん真剣に話し合いました。

その結果、現場の実情を踏まえ、なおかつ全社経営という視点で将来の「ビジョン」を提言することができました。

特に印象的だったのは、このワークショップの前後で、メンバー全員の目線が急に高くなったことです。

執行役員や中間管理職よりも、全社視点を持って、物事を考えたり議論したりできるようになっていました。



このように、日々の仕事の中で、「経営者の視点」を常に意識しつつ、物事を考えたり判断したりする習慣をぜひとも身に着けてください。

あなたの成長を大きく加速させるのことができるのではないでしょうか。
  
 


     
今週のささやき             
 
わかっていても、ついつい自分の立場で物事を考えてしまうものですよね。

自分の仕事や役割にまじめであればあるほど、その傾向は強いかもしれません。


私の場合、視点が変わることを一番実感したのは、子供が生まれたときでした。

それまで、自分を中心にしか世の中が見えていなかったのに、自分以上に大事な存在ができて、初めて、自分以外の立場でものを考えるということを経験しました。

地球の裏側が見えたような、新鮮さ驚きがありました。

お子さんをお持ちの方なら、そのあたり、共感していただけるのではないでしょうか?

 
昇進や抜擢、大きな配置換えなどを経験された方も、同じような感覚を持たれたかもしれませんね。


一度でも、自分の立場以外から物を見る・・ということを、実感をもって経験できると、次から意識していろいろな角度から考えることがしやすくなるのではないでしょうか。

 

                                  (今週の文責:曽根岡)

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【2008/07/16 11:38】 | ■個人の進化・成長に向けて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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